東京2020組織委員会はこのほど、「東京2020 NIPPON フェスティバル」の共催プログラム第2回審議分が決定したことを発表した。

  • 「日本の自然と書の心『日本の書200人選~東京2020大会の開催を記念して~』」

「東京2020 NIPPONフェスティバル」は、世界からの注目が日本に集まる2020年4月頃~9月頃に、日本の文化・芸術の力を国内外に発信する「文化の祭典」としてのフェスティバル。

組織委員会が行う4つの文化プログラムに加え、全国の自治体や文化芸術団体等と連携して行う特別な「共催プログラム」を実施する。今回は、共催プログラム第2回審議分として、8種のプログラムが発表された。

決定した共催プログラムは、「日本の自然と書の心『日本の書200人選~東京2020大会の開催を記念して~』」「信州・アート・リングス ~文化でつながる。文化を創る。そして美しい未来へ~ 」「2020インターナショナル小倉百人一首かるたフェスティバル」「世界平和願いの祭典」など。

「日本の自然と書の心『日本の書200人選~東京2020大会の開催を記念して~』」は、2020年4月25日~5月10日に国立新美術館で開催。日本の代表的な書家約200人の新作を中心に、障がい者や児童青少年の作品、筆墨硯紙などの書道具の展示も行う。

「信州・アート・リングス ~文化でつながる。文化を創る。そして美しい未来へ~」は、長野県内で2020年5月~9月に開催する。音楽公演、演劇公演をはじめ、信州の自然を活かしたアーティスト・イン・レジデンス、信州ゆかりの作家による現代美術展、障がいを持つ人による美術展、伝統芸能公演などを行う。

  • 「信州・アート・リングス ~文化でつながる。文化を創る。そして美しい未来へ~」

「2020インターナショナル小倉百人一首かるたフェスティバル」は、老若男女問わず、さまざまな人に向け、小倉百人一首や競技かるたの魅力を発信していくイベント。2020年5月23日~31日に近江神宮(大津市)、清風荘(あわら市)、文京シビックセンター、講道館(文京区)で開催する。

  • 「2020インターナショナル小倉百人一首かるたフェスティバル」

「世界平和願いの祭典」は、築地本願寺で行われる世界の平和と東京2020大会の成功を願うイベント。開催日は2020年7月18日~19日。

  • 「世界平和願いの祭典」

「福岡和文化プロムナード 世界和太鼓フェスティバル」は、2020年7月24日~25日にアクロス福岡で開催する。世界に広く普及している和太鼓を中心とした、U-18&世界和太鼓フェスティバルで、同時に日舞や茶道、いけばななどの和文化も披露する。

  • 「福岡和文化プロムナード 世界和太鼓フェスティバル」

「2020コカリナコンサート~国立競技場の木のコカリナと子ども達~」は、2020年8月23日に新宿文化センターで開催。新国立競技場建設工事のために、伐採を余儀なくされた神宮の森の木を使用した木のオカリナ「コカリナ」を用いた演奏会を行う。

  • 「2020コカリナコンサート~国立競技場の木のコカリナと子ども達~」

「アンセム・プロジェクト2020in Suginami」は、東京2020大会を記念し、日本フィルハーモニー交響楽団と東京混声合唱団が、各国の国歌や愛唱歌を演奏・合唱する。2020年8月29日・30日に、杉並公会堂で開催する。

  • 「アンセム・プロジェクト2020in Suginami」

「わらアートまつり2020」は、2020年8月30日に新潟市の上堰潟公園で開催する「わらアート」のイベント。稲作農業の副産物である「稲わら」を材料にした巨大なオブジェ「わらアート」を、美術大学生と市民との協働により制作・展示する。

  • 「わらアートまつり2020」

今後も、東京2020 NIPPON フェスティバル特設ページにて、共催プログラムについても情報を発信していくという。