反社会的勢力との闇営業問題による謹慎処分から復帰した吉本興業所属のレイザーラモンHG、ガリットチュウの福島善成、ムーディ勝山、スリムクラブ、ストロベビーのディエゴが18日、京都市内を中心に開催中の「京都国際映画祭2019」(~21日)で行われた「SDGs花月~漫才・落語に新喜劇~」の前説として、特殊詐欺防止コントを披露した。
HGが進行役として解説しながら、巧妙になっている詐欺の手口を盛り込んだコントを披露。おれおれ詐欺を実演し、複数人でだましてくることなどを伝えた。
また、特殊詐欺の防止策もコントで紹介。HGは「被害者の方がいましたら寄り添って話を聞いてあげる。これが詐欺撲滅の一歩になります」と伝えた。
コントでは、内間政成はおじいちゃん役、 真栄田賢は電話をかける詐欺グループのメンバー役など、5人がさまざまなキャラクターに。福島は、お金を受け取る外国人女性役や奈良のキャラクター・せんとくん扮して笑いを誘った。
HGは「勉強になって笑える最強のコントでしたね。ほかのメンバーもいまして、持ち回り制でいろんなところでやらせてもらっています。ぜひみなさん、知り合いや親族、いろんな方に話していただけたらと思います」と呼びかけた。
「SDGs花月」は、国連が定める「持続可能な開発目標=SDGs」を笑いを通じて伝えるというもの。第1部では、笑福亭鶴笑、かまいたち、アキナ、EXIT、ゆりやんレトリィバァといった人気芸人たちが即興でネタに盛り込み、その中で誰が一番うまくメッセージを伝える事ができたかを競う「SDGs-1グランプリ」を開催し、第2部では、17の開発目標を題材にした「SDGs新喜劇」を開催する。