東京都交通局は10月20日、「2019 荒川線の日」記念イベントを開催する。今年は駅や車内のアナウンス、列車の発着音・走行音などを肉声で再現する「エアトレイン大会」を行う。都電「BanG Dream!」号で使用している8501号車との記念撮影も実施する。

  • 都電「BanG Dream!」号(8501号車)

「エアトレイン大会」は中学生以下対象。荒川線に限らず、都営地下鉄や日暮里・舎人ライナーなど都営交通のネタを中心に披露してもらう。演技時間は1人1分程度で、10人が出場可能。事前応募制で、応募者多数の場合は抽選。当日の司会進行は、鉄道をネタにした楽曲で知られる音楽ユニット「SUPER BELL’’Z」の野月貴弘さんが務める。

その他、架線点検で使用する軌陸両用架線作業車の展示と踏切遮断機の動作実演、車庫内見学、鉄道模型展示などを実施。小学生以下を対象とした事前応募制のイベントとして、レールとまくらぎを接続する締結装置の分解と組立てを体験する「保線作業模擬体験」、都電の運転台に座って撮影できる「運転台撮影会」も行う。応募方法の詳細は東京都交通局のウェブサイトで確認できる。

物販ブースでは、新商品の「制帽とあらんぬいぐるみ」と東京さくらトラム2020年版カレンダーを先行販売するほか、都電グッズ各種も販売。ひたちなか海浜鉄道・銚子電気鉄道も出展するほか、沿線商店街などによる物品販売も行われる。