ついにラグビーワールドカップ2019日本大会開幕しました。今、日本には世界中から代表選手や応援団が集まっています。出場する全20か国の中には、「グルメの国」「長寿の国」「美容の国」などといわれ近年注目されている国も。それが「ジョージア共和国」。トルコの北側、コーカサス山脈の南麓にある国です。日本では、「グルジア」という旧名称の方が知られているかもしれません。

  • ジョージア共和国の魅力をラグビー代表選手に聞いてみた

今回は、そんなジョージア共和国の魅力について、ラグビージョージア代表のギオルギ・ネムサゼ選手とジャバ・ブレグヴァゼ選手に話を聞きました。

  • ギオルギ・ネムサゼ選手

  • ジャバ・ブレグヴァゼ選手

ジョージアの料理は、日本人の舌にもよく合う

食べ物がおいしいと評判で、小龍包に似ている「ヒンカリ」や、チーズを練り込んだ「ハチャプリ」というパンがおすすめなのだとか。「多すぎてひとつに絞れない」とギオルギ選手。ジョージアの料理は、日本人の舌にもよく合うのだそうです。

ワイン発祥の地!? 甘口から辛口まで種類が豊富

世界最古のワイン醸造の痕跡が見つかり、ワイン発祥の地ともいわれています。甘口から辛口まで種類は豊富。ギオルギ選手、ジャバ選手ともに赤ワインが好みで、特にセミスイートワインの「フヴァンチカラ」が世界で一番好きだと言います。

国全体が自然の力みなぎるパワースポット!

山に囲まれ、国土の5割以上が山地という美しい自然の宝庫。北コーカサスにある「カズベキ村」や、スキーリゾートとしても有名な南部の町「バクリアニ」にはジャバ選手もリフレッシュのために訪れるそうです。ギオルギ選手は「ジョージアの大自然が自分を強くしてくれた」と胸を張ります。まるで国全体が、自然の力みなぎるパワースポットのよう。なお、ジョージアの山から湧き出る天然の炭酸水は、今や世界で愛飲されています。

長寿と美容の秘訣は、普段の何気ない食習慣?

「長寿の国」「美容の国」といわれる理由については、ギオルギ選手もジャバ選手も「わからない」と口を揃えます。胃腸のケアにも効果的な天然の炭酸水や、自宅で簡単に作れる発酵乳「マツォーニ」を普段から摂取する普段の何気ない食習慣が影響しているのでしょうか。

ギオルギ選手いわく「ジョージアの国民はスクワットが好き」とのことですので、日常的に足腰を鍛えているのも健康と美容の増進に役立っているのかもしれません。ちなみに、世界最強クラスの呼び声が高いラグビージョージア代表のスクラムも、日々のスクワットの賜物だそうです。

強靭な肉体と精神は豊かな自然と食文化が育んだ

アジアとヨーロッパの間に位置し、歴史的に戦いが絶えなかったジョージア共和国。「戦うために強くないといけない」。この考え方は今も受け継がれています。

相撲界ではジョージア出身の栃ノ心関も活躍していますが、彼らの強靭な肉体と精神は豊かな自然と食文化が育んできたものなのです。「全部勝つつもりで厳しいトレーニングを積んできた」と意気込みを語るギオルギ選手とジャバ選手。この機会にジョージア共和国の魅力を知り、ラグビージョージア代表を応援しましょう。