23日に最終回を迎えた女優・上野樹里主演のフジテレビ系月9ドラマ『監察医 朝顔』の“特別編”が、次週30日(21:00~22:54)に放送されることが決まった。
上野演じる法医学者・朝顔と、時任三郎演じる父であるベテラン刑事・平が、遺体の謎を解き明かしていく同ドラマ。23日放送の最終回では、夫・桑原(風間俊介)らが直前までいた山梨県の不法投棄現場で大規模な土砂災害が発生し、朝顔らが現地へ向かった…。
この最終回の本編終了後、特別編の放送を発表。新たな事件や、朝顔と桑原の出会いの“エピソード0”を描く新撮シーンを加え、『監察医 朝顔 特別編~夏の終わり、そして~』と題して2時間にわたって放送される。
月9ドラマでは、前クールの『ラジエーションハウス』でも、連ドラ11話を終了した翌週の6月24日に特別編を放送。番組平均視聴率は、連ドラの全話を上回る15.6%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録した。
■『監察医 朝顔 特別編~夏の終わり、そして~』あらすじ
朝顔が、ある日、興雲大学法医学教室に出勤すると、光子(志田未来)、高橋(中尾明慶)、熊田(田川隼嗣)、丸屋(杉本哲太)、絵美(平岩紙)、藤堂(板尾創路)らがミーティングの準備をしていた。この日、運ばれてきたのは推定70歳から80歳の高齢者の遺体で、外傷もなく、身元につながる物は一切身につけておらず、指紋を調べても何も出ず、なんと歯が1本もない状態だった。現場には遺留品も何ひとつなく、山倉(戸次重幸)、森本(森本慎太郎)、江梨花(坂ノ上茜)ら野毛山署強行犯係では、解剖により、少しでも遺体について何か分かるよう、一縷(いちる)の望みをかけている。
主任教授の茶子(山口智子)がいないため、朝顔と藤堂が解剖にあたることに。あまりに手がかりの無い遺体を前に、朝顔が思い出すのは、ある事件だった…。果たして、朝顔たちは遺体の身元を究明できるのか。そして、遺体に秘められた切なすぎる真実とは。さらに、朝顔と桑原が出会うこととなった、とある事件とは…。