女優の夏帆が、日本テレビ系ドラマ『ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―』(10月13日スタート、毎週日曜22:30~)に出演することが決定した。

夏帆

直前数カ月の記憶を失っていた主人公・遊佐清春(賀来賢人)が森の中で目を覚ますと、右手に拳銃を握っていて、横には上司だった女性刑事・碓氷薫(広末涼子)が死んでいた…という衝撃シーンから始まる同ドラマ。主役を含めた刑事全員が容疑者となり、やがて未解決の「十億円強奪事件」の真相へつながっていく。

夏帆が演じるのは、常に事件の香りを追い求めるフリーライター・深水咲良。誰も寄せ付けぬエキセントリックな清春とも丁々発止のやり取りを繰り広げる、心の強き優しき女性だ。清春が根城にしている喫茶店のマスターの娘で、3年前にある事件で自身の姉を亡くしてしまっているという背景があり、清春が連れてきた薫の一人息子・克喜を心配する気持ちから、この事件に絡んでいくこととなる…。

日テレのゴールデン・プライム帯ドラマに12年ぶりの出演となる夏帆は「福井(雄太)プロデューサーのこのドラマにかける熱意に圧倒され、そして今までの刑事ドラマをくつがえす作品を作りたいという言葉に共感し、この作品に参加してみたいと胸が高鳴りました」とコメント。

賀来とは2度目の共演となるが、「同世代の中でも、とても力のある役者さんだという印象があります。曲者ぞろいのキャラクターの中で、わたしが演じる深水咲良という役は、作品の中でも主人公にとっても、ホッと一息つけるような、そんな役になっていけたらと思っています。この物語の終着点が、現段階でわたし自身も読めず、手さぐりの状態ですが、間違いなく記憶に残る、そして今クールで一番熱いドラマになるのではないかと思います。ぜひ楽しみにしていてください」と語っている。