アイドルグループ・嵐の大野智、二宮和也、櫻井翔、相葉雅紀、松本潤が4日、東京ドームで開催されたジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(享年87)の「お別れの会」に出席。その後、報道陣の囲み取材に応じ、ジャニーさんとの思い出を語った。

  • 嵐の大野智、櫻井翔、松本潤、二宮和也、相葉雅紀(左より)

相葉雅紀は「僕が嵐になって初めてジャニーさんからこういう風に会見で言いなさいって言われたのが、『世界中に嵐を巻き起こしたい』って言いなさいっていうところから僕はスタートしたので、一番最初に嵐になってもらった言葉は思い出しました」と懐かしそうに話し、「その精神でこれからまた改めてやっていこうかなと思いました」とコメント。

二宮和也は「僕がジュニアの頃お世話になった時のジャニーさんは本当に優しくてフレンドリーで、スタッフの方にも分け隔てなくコミュニケーションとっているのが印象的でした」と振り返った上で、「これからジャニーズに入ろうと思ってくれている人とか、ジャニーさんに会えないという状況で、僕らが受けた愛情や一般教養を伝えていかないといけないんだなと思いました」と語った。

松本潤は「僕はジャニーズに入るきっかけになったのが、ジャニーさんから直接電話をいただいて、それがきっかけで今ここに立っているんだなと、今日改めて思いました」としみじみ。「いろんな思い出があるし、ここ何年かジャニーさんに会うたびに写真を撮っていたんです。2ショットだったり見返していました」と笑顔を見せた。

櫻井翔は嵐結成のきっかけとなったジャニーさんの電話を思い出したそうで、「99年に下北沢で踏切を待っていた時に携帯が社長から鳴りまして、『YOU! バレーボールのイメージキャラクターをやらない?』って言われて今ここに立っている。その一言が今日の嵐に…」と語った。

大野智は「京都で舞台をやっていたときにジャニーさんが京都まで来てくれていろんなことを教わった。空き時間に絵を描いていたら『YOU! もっとこうやったほうがいいよ』って教わったのを思い出します」と振り返り、「ちょっとしたことでジャニーさんとケンカして、ふてくされたら最終的にジャニーさんが『さっきはごめんね』って」と微笑ましいエピソードも披露した。

7月9日にくも膜下出血のため亡くなったジャニーさん。この日の「お別れの会」では、11時より行われた「関係者の部」に所属事務所のタレントが参列した。