日本テレビ系大型特番『24時間テレビ42』(24日18:30~25日20:54)で25日、『世界の果てまでイッテQ!』のメンバーが義足や手足まひの子供たちと挑む遠泳チャレンジが、無事ゴールを迎えた。

鹿児島県桜島からスタートした約4.2kmの遠泳。右足の骨の一部がない病気により右足膝下を切断した齋藤暖太くん(小6)、双子の小野海飛くんと奏人くん(2人とも中3・奏人くんは右手右足まひ)、左手左足の不自由な戸口瑛莉衣さん(中3)とともに、宮川大輔、中岡創一(ロッチ)、みやぞん(ANZEN漫才)、リオ五輪銅メダリストの瀬戸大也選手が参加した「錦江湾遠泳部」は16時09分、8人そろって一列に並び、手をつないでゴールテープを切った。

宮川は「最高でした。感動したわ。(ゴールで待つ)皆さんが頑張れって言うのが聞こえた時に、子どもたちの表情を見た時に、みんな最高やなと思って」とゴール時の気持ちを吐露。

過去のいじめにより人付き合いを避けがちだった瑛莉衣さんは「錦江湾遠泳部」のメンバーに宛てた手紙を披露し、「最初は自分からうまくコミュニケーションが取れなくて、みんなと仲良くなって頑張っていけるか不安でした。だけど、みんなで一緒にバーベキューしたりお買い物した時間はとても楽しくて、少しずつだけどお話ができるようになりました。練習中も自然と掛け声が出るようになりました」「みんな素敵な夏をありがとう。またみんなで一緒に泳ぎましょう」というメッセージを伝えた。

瀬戸選手は「自分もすごくパワーをもらいました」といい、「次は自分の番なので」と、東京五輪に向けての意欲も。さらに、瀬戸選手からは子どもたち一人一人に金メダルが贈られた。