傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営する「Nature Innovation Group」と小田急電鉄は、新宿駅周辺で「アイカサ」の試験運用を14日から実施する。

  • 「アイカサ」傘スポットイメージ

「アイカサ」は1日単位で傘のシェアリングができるサービス。都内全域と福岡市に約400カ所の傘スポットがあり、雨が降ったら最寄りのスポットから傘を借り、晴れたらそのときの最寄りのスポットに返却するしくみとなっている。利用料金は24時間70円。LINEからミニアプリを起動し、傘の持ち手にあるQRコードを読み込むことで借りた状態になる。返却の際は傘スポットにあるQRコードを読み込む。

今回の試験運用は、国内でも有数の電車利用者が行き来する新宿において、「傘は買わなくてもシェアできる」という環境を作り、雨のたびに見られる傘のゴミを減らして環境負荷を低減することを目標に実施する。

この目標に沿って、新宿駅や駅周辺にある小田急グループの商業施設を「アイカサ」の提供エリアに設定。新宿駅西口地上改札外・地下改札外、南口改札外をはじめ、新宿ミロード、小田急第一生命ビルなど10カ所に傘スポットを設ける。