九州朝日放送が展開する「KBC水と緑のキャンペーン」の一環として、「KBC 水と緑マルシェ」が8月3日、福岡市のJR博多シティにて開催された。ふるさとの自然や環境の大切さを伝える同キャンペーンは、1997年のスタート以来、今年で23回目となる。
イベント当日は、食にまつわるブースが並び、猛暑の中にもかかわらず多数の人が訪れ、大盛況だった。
JA全農ふくれんやJA熊本経済連などが出展するブースでは、地元の農産物や加工品を販売。KBCの番組のブースでは、九州豪雨で奇跡的に生き残った梨農家の梨をはじめとする朝倉市の新鮮な野菜や果物、番組とのコラボレーションで生まれたグルメやスイーツも販売され、人気を集めていた。
駅前広場ステージでは、ラジオの公開生放送、お笑いや音楽のライブ、JR九州ホールステージでは、HKT48のライブが行われるなど、盛りだくさんの内容で、来場者は特別な1日を満喫したようだ。
また、久光製薬やエーザイ、やまやなどの同イベントへの協賛企業もブースを設置し、自社の製品やサービスをアピール。開催まで1年を切った東京2020オリンピック・パラリンピックのオフィシャルパートナーでもある久光製薬は、ブース内でオリンピック・パラリンピック公式グッズを販売した。
なお、同キャンペーンは9月30日まで開催されており、九州北部豪雨の被災地支援と熊本地震の復興支援のための「KBC水と緑の基金」も同日まで受け付けている。