お笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之が、読売テレビ・日本テレビ系特番『Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2019』(8月28日19:00~)の新MCに就任し、28日、滋賀・琵琶湖で開催された同大会の本番後に取材に応じた。
吉本興業の先輩である東野幸治からMCを引き継いだ矢部は「テレビで見てたほうなんで、実際に見たら思ったより体力系で過酷で迫力がありました」と印象をコメント。
その上で、「もちろん感動もありましたし、信じられへん記録もありましたし、この先どうなるか分からないけどめでたくなるのかな?っていうこともありましたね。欲張りな年でしたね。すごく盛り上がりました」と総括した。
2日間の日程で開催された今年は、初日が台風直撃で途中中止となったが、2日目は快晴。矢部は、報道陣のICレコーダーを目の前に「テープ回してないやろな?(笑)」と最近の吉本の騒動をネタにしながら、「吉本社内も台風来てるなって言ってたんですけど、(鳥人間コンテストは2日目に)こんなに天気が良くなって、しかもすごい記録が出たんで、次の日になったら(騒動が)なかったかのように、吉本もそのように向かってほしいなと思いますね」と願った。
また、あらためて今回の騒動について、「楽観的に見てるというか、いろんな話がゴチャゴチャになってるんですけど、悪いイメージをプラスの方向にできるのはお笑いしかないと思ってるんで、それを武器にするのが自分らがやっていくことなのかな。それぞれのタレントがあちこちで面白く自分らをイジれれば、吉本はいい飛行をしてくれるんじゃないですかね」と、大会にかけてまとめた。
人力プロペラ機部門は、17年に「BIRDMAN HOUSE 伊賀」チームの渡邊悠太さんが最長距離・40kmを達成したことから、新ルールで最長距離を60kmに延長。これにより、今回は40km抜く大会新記録が生まれ、会場は大いに盛り上がった。