JR東日本は10日、クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」の2020年度4~6月出発分の運行日程とルート、申込受付期間と、今年度実施する「東日本の旬」コース(夏の2泊3日)で提供する「深遊探訪(しんゆうたんぼう)メニュー」の内容を発表した。

  • JR東日本のクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」

2020年度4~6月期は、東日本・北海道の豊かな自然と四季折々の風景、自然とともにある暮らしと文化に触れる3泊4日コースと、甲信越や南東北の里山・棚田・ぶどう畑などぬくもりのある風景、その地に息づく工芸品の粋を味わう1泊2日コースを運行。行程中は、東北地方をはじめ沿線各地の食材を生かした料理や、その地域ならではの魅力あふれる料理を提供する。

3泊4日コースの出発日は2020年4月20・27日、5月4・11・25日、6月1・8・15・22・29日。1泊2日コースの出発日は2020年4月18・25日、5月2・9・16・23・30日、6月6・13・20・27日。いずれもびゅうトラベルサービスをはじめ、おもな旅行会社から旅行商品として発売される。

びゅうトラベルサービスが販売する商品の旅行代金は、3泊4日コースの「四季島スイート」100万円、「デラックススイート」95万円、「スイート」80万円。1泊2日コースの「四季島スイート」50万円、「デラックススイート」45万円、「スイート」37万円(いずれも2名1室利用時の1名あたりの価格)。7月11日から申込み受付を開始し、10月31日18時が締切となる。

今年度実施する「東日本の旬」コース(夏の2泊3日)で提供する「深遊探訪(しんゆうたんぼう)メニュー」の内容も発表された。新潟県村上市「千年鮭 井筒屋」の鮭づくしの朝食や秋田県秋田市「ホテルメトロポリタン秋田」の特製弁当など、沿線の名店がつくる郷土色あふれる料理が提供されるという。