アイドルグループ・嵐の相葉雅紀が、日本テレビ系大型特番『24時間テレビ42』(8月24~25日放送)内のドラマスペシャル『絆のペダル』で主演を務めることが8日、明らかになった。同日、東京・汐留の同局行われた『24時間テレビ』の制作発表会見で発表された。
相葉が演じるのは、走行距離200kmという最も過酷なスポーツとも言われる自転車の「ロードレース」で、“ある奇跡”を成し遂げた実在の人物・宮澤崇史さん。肝臓を患い倒れてしまった母の命を守るために生体肝移植が必要だったが、その手術を受けることは、選手生命を失うことでもあった…という母子の絆を描く物語だ。
会見で相葉は「親子の絆や、仲間との絆、好きなものへの情熱だとか、自転車のロードレースの疾走感など、いろんなものが混じり合ったすごく素敵なドラマになる…予定です」と、絶賛撮影中のドラマをアピール。
『24時間テレビ』のドラマスペシャルで主演を務めるのは今回が初めてで、決まった際の心境を聞かれると「『忙しくなるぞ!』って思いました。そういうことじゃないんですか?(笑)」ととぼけながら、「ずっと見てきたドラマだったので、プレッシャーも感じますけど、自分のできる精いっぱいやらせていただこうと思います」と意気込んだ。
また、櫻井翔が「ずーっと台本読んでるもんね! イベントの合間もずっとですし、空き時間もずっとだし」と感心すると、相葉は「宮澤崇史さんのことを知ってもらいたいから。すごい方なんですよ、本当に! 情熱を傾けてそれが力になり、『ここまで行けるんだ、人って』ってところまで行った方なので」と熱弁した。
ただ、チャリティーパーソナリティーのフィギュアスケーター・浅田真央は、アスリート目線から「スポーツって体をすごく使うので、大丈夫ですか?」と体の細さを心配。相葉が「自転車は結構練習してますし、いっぱい食べて頑張ります」と強調すると、浅田は「『24時間テレビ』の中でさまざまな企画があるので、ドラマも楽しみにしています」と期待を述べていた。