アイドルグループ・嵐の松本潤と女優の深田恭子が3日、東京・渋谷のNHKで行われた同局の北海道150年記念ドラマ『永遠のニシパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~』(総合 7月15日19:30~20:55)の出演者会見に、脚本の大石静氏らとともに出席。21年ぶりに共演した印象をお互い語った。

  • 深田恭子と松本潤

    深田恭子と松本潤

大石静のオリジナル脚本による同作は、幕末の蝦夷地を調査して、北海道の命名者となった松浦武四郎の物語。武四郎を松本が演じ、アイヌの美しい女性・リセを深田が演じた。

松本は「今の自分と同い年くらいのときに国を憂いて、北海道の未開の地に足を運び、一つ一つの地勢を調べていく熱き思いをなんとか体現できないかと一生懸命演じさせていただきました」と役に込めた思いを語り、「このドラマを見て、アイヌの素晴らしい文化、北海道の雄大さをたくさんの方に感じていただきたいです」とアピール。深田は「アイヌの方たちの思いを丁寧に大切にお伝えできたらと思い演じた作品です。たくさんの方にご覧いただきたいです」と呼びかけた。

松本と深田は、映画『新宿少年探偵団』(1998)以来21年ぶりの共演。久しぶりに共演した印象を聞かれると、松本は「(前回)共演させていただいた次にお会いしたのが高校のときだった。高校の1つ上の先輩なので、今回久々にお会いして『先輩だ!』という印象。『どうも先輩よろしくお願いします』という感じから入った」と打ち明けた。

そして、「皆さんのパブリックイメージもそうかもしれませんが、ものすごく純粋な方。いい意味で毎テイク全部芝居が違う。その時の感覚を表に出される方で、僕はそれを受けることが多かったので、新鮮な気持ちで毎テイクやらせてもらって、よくこんなに変わるなと」と語ると、深田から「絶対褒めてないでしょ。先輩とも思っていないし」と突っ込まれ、「褒めてる褒めてる! 思ってます!」と笑って否定した。

松本はまた、「かっこいいなと思った。同じことを同じようになぞることもできると思うんですけど、それをやらずにその瞬間に出るものを大事にしてるんだなと。そこに飛び込んでいく感じがかっこいい。かわいらしい一面もあるんですが、僕の印象は腹くくっているかっこいい女性でした。役の影響もあるのかもしれないですけど」と続けた。

深田は「座長としてすごく頼もしい存在でもありますが、今みたいに謎めいていて何をおっしゃるか想像つかない。現場でも日によって違う顔を見せてくださいますし、ちょっと近けたかなと思うとバシャンとされるような」と語り、松本はここでも「してないです、してないです!」と爆笑しながら否定。深田は「もっと一緒にお仕事させていただきたくなるような、興味があります」と話し、松本も「ぜひまたお願いします」と2人とも再共演を希望した。

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