Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔と横尾渉が、26日に放送されたラジオ番組『Kis-My-Ft2 キスマイRadio』(文化放送/毎週水曜24:05~24:30)で、アイドルとしての立ち位置に悩んでいることを打ち明けた。

25日に32歳の誕生日を迎えた藤ヶ谷は、「30代は楽しめそう。自分がやりたいお芝居もグループも続けていきたい。個人的には肩の力を抜いて、『エロく、正しく、美しく』というキャッチフレーズで行こうかな」と意気込みを。そんな藤ヶ谷に対して、横尾は、「いい歳よね。だってニカも千賀健永も、今年29歳でしょ? 気付いたらビックリ。うちらデビューが遅かったから、そういうことを感じるよね」としみじみ語った。

メンバーの大半が30代になったKis-My-Ft2だが、藤ヶ谷は、「新人としてバラエティ番組をやらせてもらってるから、30代になって溝にぶつかるようになった。スイッチを入れて、『ちょっと待ってくださいよ!』って言わなきゃいけない場面もあるじゃない? これをずっとやっていくのかな……って思うときもあるしね」と心情を吐露。横尾も、「『新人なの? 中堅なの?』って言われたりもするじゃん。新人でいいと思うけど、年齢も経験もあるからから、見せちゃいけない部分もある。でも、新人っぽさも残さないといけないし、難しいなってすごく思う」と立ち位置に悩んでいることを明かした。

ジャニーズの中でも、類まれなバラエティ力で、数々の番組に出演しているKis-My-Ft2。横尾が、「個人はバカに見られてもいいんだけど、やり過ぎるとメンバー全員がそう思われちゃうこともあるから、30代になってその悩みはありますね。毎日、そういうのと格闘してます」と求められることに応える難しさをぶっちゃけると、藤ヶ谷は、「そういう意味で言うと、キスマイは身近なアイドル像というか、すごくなじみやすいと思う。でも、ライブで決めるところは決めるし、はっちゃけることもあるし。幅があるっていう意味では面白いのかなとは思いますね」とグループの現状を冷静に分析していた。