伊賀鉄道とイオンタウンはこのほど、伊賀線四十九駅におけるネーミングライツとして、副駅名を「イオンタウン伊賀上野前」とし、玄関駅名標やホーム駅名標などに副駅名を掲出すると発表した。

  • 四十九駅の玄関駅名標(四十九駅入口スロープ上部)

四十九駅は2018年3月に開業。すぐ西側にイオンタウン伊賀上野が立地することから、副駅名について両社で協議を進めてきたという。イオンタウンにとっては新たな形態による宣伝が可能となり、伊賀鉄道にとっては広告収入の増大が見込めることから合意に至った。副駅名として商業施設の名称を採用し、広告収入として商業施設から契約料を得る取組みは、伊賀鉄道において初めてとなる。

副駅名の掲出は6月25日から始まり、四十九駅の玄関駅名標・ホーム駅名標(2カ所)・伊賀線各駅の運賃表(15駅21カ所)・路線案内図(14駅16カ所と全車両の車内)・ワンマン列車利用方法案内図(14駅15カ所と全車両の車内)に掲出する。6月25日13時には、新たな副駅名が表示された四十九駅玄関駅名標の除幕式が行われる。