2019年12月発売予定「METAL STRUCTURE 解体匠機 RX-93 νガンダム」(93,000円/税別)

アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場する「RX-93 νガンダム」の最新フィギュア「METAL STRUCTURE 解体匠機 RX-93 νガンダム」が、東京ビッグサイトにて6月13日から16日まで開催中の日本最大級の玩具見本市「東京おもちゃショー2019」(一般公開は6月15・16日)のバンダイブースで初公開された。

新素材サイコ・フレームを採用し、アムロ・レイ自身が設計に携わって開発されたNT専用試作MS「RX-93 νガンダム」は、シリーズにおいても特に高い人気を有しており、昨年NHKで行われた「全ガンダム大投票」のモビルスーツ部門では1位に輝いている。「ガンダム」が40周年を迎えたこともあり、「RG 1/144 νガンダム」など、今年は関連商品が続々と発表されている。

そして、満を持して今回発表されたのが、「METAL STRUCTURE 解体匠機 RX-93 νガンダム」である。新たにスタートする「METAL STRUCTURE 解体匠機」は、MSの完成形からではなく、解体したパーツの一つ一つを考証し、新たな解釈を加えてあるべき姿へと昇華していくことによって、さらなる立体物表現の高みを目指すプロジェクト。"どうやって本物のように見せるか"ではなく、"本物であるとしたらどうなるか"を徹底的に追及した、現時点で究極のMS再現フィギュアといえる。

「METAL STRUCTURE 解体匠機 RX-93 νガンダム」では、各部機構の意義をあらためて問い直し、フィン1枚、装甲版1枚まで解釈の幅を広げている。その分析からパーツが実際にどのような形状、材質、彩色であればよいのか、設計者の視点に立って検証。そこから構成されるパーツの形状と数を算出した。さらに各部と連結する部分との整合性を取り、バランスを考慮することで構築と解体を繰り返し、胸部などのユニットが形作られていった。

加えて、生産ではどこで分割することが適正なのか、整備時はどこで開けるかといったMSのリアリティーも加味され、ハンガーをモチーフにした専用台座と組み合わせることで"本物感"を感じることができる。放熱システムを表現するグラデーション塗装や各部メタリック処理も、今までのMSフィギュアにない美しさを演出している。画像では、特に背部にも注目してほしい。

また、装甲の展開、可動、専用武器、発光など、ギミックも複数用意。全高は本体が約370mmで、価格は93,000円(税別)。2019年12月の発売を予定している。

なお、オプションパーツとして、「METAL STRUCTURE 解体匠機 RX-93 νガンダム専用オプションパーツ フィン・ファンネル」を、魂ウェブ商店にて受注販売予定。

(C)創通・サンライズ