HKT48の兒玉遥が、9日付でグループを卒業し、エイベックス・アスナロ・カンパニーに所属することが明らかになった。4日、HKT48公式サイトを通じて発表した。

兒玉遥

舞台『私に会いに来て』で記者役を演じる兒玉遥

公式サイトによると、卒業を決断したのは「女優としての活動の幅を広げるため」。HKT48劇場支配人とHKT48運営事務局は、「突然の発表となり大変申し訳ございません」と詫び、「握手会などの対応に関しては、詳細が決まり次第、ご報告させていただきます」としている。

2017年2月から体調不良により活動を休止し、一度は復帰するも同年12月から再び休養していた兒玉。今回の発表を受け、「突然の発表になってしまったこと、皆さんに長い間会えることができず申し訳なく思っています」と謝罪の気持ちを示し、「ただ、この休養期間は心身ともに回復する為、次のステップへ進む為に必要な時間でした」と理解を求めた。

一方で、「このような形でアイドル活動に終止符を打つこと、沢山悩みました」と卒業を決断するまでには葛藤もあった様子。「その期間ずっと心の中には、皆さんがいました。私の心の支えは、想いを共有できる人がいるということです」とファンの存在をあらためて実感したようで、「そして、私は人を笑顔にする事が好きだと気付きました。卒業=ゴールというイメージではなく、ずっと道が続いてる感覚です。今後も皆さんとの関係を大切にしたいと思っています。これからも見守っていてください。精一杯、頑張ります!!」と決意を新たにしている。

また、この日は舞台『私に会いに来て』(9月13~16日東京・新国立劇場 小劇場/9月19~20日大阪・サンケイホールブリーゼ)に出演することも発表。同作は、兒玉にとって卒業後初の舞台出演作となり、猟奇的殺人事件を巡る物語の中で記者役を演じる。