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【この記事のエキスパート】
三星舎 代表・鍼灸師・家庭料理家:調 香生子(Koko Shirabe)

三星舎 代表・鍼灸師・家庭料理家:調 香生子(Koko Shirabe)

学生時代の一人暮らしをきっかけに、SNSで朝ごはんの投稿を始めました。

鍼灸師として働きながら、健やかに丁寧に生きる豊かな暮らしと、健康づくりについて考えています。

影響を受けたのは、街の開業医に嫁ぎ「健康とは」と考え続けた祖母の健やかな暮らしの知恵。

衣食住に必要なすべてのものに歴史や風土の影響があり、物の本質を見抜けるようになりなさいという教えを大切にしています。

平成26年「日本の暮らし」をテーマに三星舎を立ち上げ、健やかな生活に欠かせない商品作りを始めました。

美味しくて身体に良い食べ物、調理道具、器など「家庭料理」にまつわる歴史や文化に興味を持っています。


この記事では汁椀の選び方とおすすめ商品を紹介します。木製や陶器製など素材別に商品をラインナップ。北欧テイストでおしゃれなものや、食洗器や電子レンジに対応するもの、たくさん入れられる大きめのもの、小さめのものなども。使い勝手のいいものを探しましょう。

汁椀の選び方

それでは、汁椀の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。

【1】素材
【2】塗装
【3】大きさ
【4】デザイン
【5】そのほかの機能性

上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】素材をチェック

汁碗の素材は、基本的に「素地」と「塗装」のふたつの視点でとらえます。ここでは主に、素地となる素材を解説していきます。それぞれのメリットやデメリットをチェックしましょう。

手入れして長く使える「木製」

出典:楽天市場

長く使いたいのであれば、素地が天然の木を使ったものがおすすめ。ケヤキやカエデなどさまざまな木材が用いられています。基本的に木材は、水に濡れるとカビや雑菌などが繁殖しやすいので、塗装が施された製品を選ぶようにしましょう。

塗装は天然漆のものがおすすめです。木製のものは、塗りなおしをすることで修復しながら使いつづけることができますよ。そして漆は、木と相性のよい自然界における接着剤ともいえる素材。漆を塗って修復するたびに丈夫になり、なおかつ豊かな風合いが生まれます。

安価で耐久性のある「合成素材製」

出典:Amazon

プラスチックやPET樹脂、メラミン樹脂などの合成素材を使った汁碗は、天然素材のものよりも傷がつきにくく、湿度や温度の変化にも強いという利点があります。価格の面でも、天然素材の汁碗よりもリーズナブル。また、食洗機や電子レンジにも対応しているので、日常的に気兼ねなく使うことができます。

合成素材に天然漆を塗った商品も登場しており、漆の美しさと合成素材の扱いやすさを兼ね備えたものとして注目されています。

どっしりと安定感のある「陶器・磁器製」

出典:Amazon

陶器製は熱を伝えにくい素材ですので、熱い汁物が冷めにくく、手に持ったときにはあまり熱くないというメリットがあります。ほかの素材よりも重さがあるので、倒れる心配が少なく、安定しています。

見た目も、まるでスープボウルのような洋風のデザインなどがあり、多種多様です。和食にかぎらず、さまざまな料理に合わせて使うことができそうです。

【2】塗装をチェック

出典:Amazon

汁椀の塗装をチェックしましょう。素材は主に漆などの天然素材と、ウレタンなどの人工素材に分けられます。

漆は価格が高くなりがちですが、職人にお手入れしてもらうことで長く使うことができます。一方、ウレタン塗装は安価ながら、耐水性や光沢感もあります。ただ塗装がはがれやすいので、3年ほどで買い替えるようにしましょう。

【3】大きさをチェック

出典:Amazon

日常使いの汁碗のサイズは、自分の手の大きさに合うものを選ぶとよいです。ふちの部分に親指をかけて、お椀の底部分である高台に中指と薬指を添えるかたちが基本。上品で、かつ安定した持ち方ができます。

なかには、持ちやすいようにウェーブを描いたようなデザインの汁碗もあります。持ったときに手のかたちにフィットするのが、適したサイズです。可能であれば、購入する前に実際に手にとってみるとわかりやすいですよ。

ちなみに、一般的なサイズは、直径が約10~12cm、高さが約5~7cmほどです。

【4】デザインをチェック

出典:Amazon

汁碗は、メイン料理のお皿やご飯茶碗に添えられるものだと考えると、無地のシンプルなデザインが使いやすいでしょう。木目調をベースにしたものが多いので、色味は茶系や黒、白木のようなナチュラルなカラーが食卓にも合わせやすく、無難です。

家族の人数分、汁碗をそろえたい場合は、すべて同じものを選ぶのもいいですが、たとえば同デザインのものをふたつずつ数セットそろえると、バリエーションのあるコーディネートを楽しむことができますよ。

【5】そのほかの機能性をチェック

食卓での出番が多い汁碗ですが、だからこそ、その準備や片付けにはなるべく手間をかけたくないもの。そこで、機能の面からも特徴をチェックしてみましょう。

毎日使いやすい「電子レンジ・食洗機対応」

出典:Amazon

木製のものは、基本的には電子レンジや食洗機を使用することはできません。商品によっては、食洗機には対応しているものもあります。

プラスチック製や陶器製であれば、電子レンジと食洗機のどちらも使用できる商品があります。電子レンジであたためたり、食洗機を使いたい場合は、プラスチック製や陶器製の汁碗から選ぶようにしましょう。

特別感を演出する「蓋付き」

汁碗には、蓋(ふた)付きのものがあります。蓋付きのお椀は、料理の香りを閉じこめたり、特別感を演出したりすることができます。

日常使いの汁碗には必ずしも蓋は必要ありませんが、来客時のおもてなしやお祝い料理の盛りつけには、よい演出になることでしょう。蓋があると中身が冷めにくいというメリットもありますので、日常的に使うのもいいですね。

エキスパートのアドバイス

【エキスパートのコメント】

漆の汁椀は、料理のおいしさを引き立て、使うほどに手になじみ愛着がわきます。

湿度に強く丈夫で長持ちする漆椀は、海外では「JAPAN」と呼ばれ、日本の気候と食文化に適した器です。漆の優しい口当たりこそ、おみそ汁の美味しさを完成させるように感じます。

漆器というと敷居が高いと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、決してそんなことはありません。昔から当たり前に食卓で使われてきた器です。ぜひお気に入りの汁椀を見つけて、その良さを体験してみてください。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)