京王電鉄は29日、井の頭線の線路脇に植えている2万6,000株を超えるあじさいが、間もなく見頃を迎えると発表した。

  • 井の頭線浜田山~高井戸間の線路脇に咲くあじさい

同社は1990年から、降雨時の雨水の流入による斜面の崩壊を防止するとともに、季節ごとに咲きそろう草花を楽しんでもらうことを目的として、井の頭線の線路脇にあじさい・さざんか・つつじなどの植栽を実施している。なお、今年は東松原駅であじさいの植替えを行っており、発育を考慮し、例年実施しているライトアップは実施しない。

京王線百草園駅が最寄りとなる京王百草園では、約500株のあじさいが6月の上旬から中旬にかけて見頃を迎える。武蔵野の面影を色濃く残す約2万6,000平方メートルの園内に、新緑の美しいもみじなどが植栽され、木漏れ日の下に咲くあじさいの美しさを一層引き立てる。開園時間は9~17時(水曜日定休)。入園料は大人300円・小人100円。

  • 京王百草園や「京王フローラルガーデン アンジェ」のあじさいも見頃を迎える

京王多摩川駅が最寄りとなる「京王フローラルガーデン アンジェ」でも、すいれんや約400株のあじさいが6月上旬から7月中旬にかけて見頃を迎える。同施設の営業時間は10時から17時30分まで(水曜日定休)。入園料は大人2,000円・小人400円。