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【この記事のエキスパート】
フリーライター、小物王:納富 廉邦(のうとみ やすくに)

フリーライター、小物王:納富 廉邦(のうとみ やすくに)

文化、飲食、メディア、ガジェット、雑貨、伝統芸能など、娯楽全般をフィールドに雑誌、書籍、テレビ、ラジオ、講演などで活動する。

文具系、カバンなどの装身具、お茶、やかん、ガジェット、小説、落語などに関する著書もある。テレビ「マツコの知らない世界」ではボールペンの人、「嵐にしやがれ」ではシステム手帳の人として出演。


細かい文字を見たり、虫などを観察したりできるルーペ。2倍や10倍、50倍など倍率が異なるので、使用する状況に合ったルーペを選ぶことが大切になってきます。この記事では、ルーペの選び方と、携帯しやすいコンパクトなタイプや、両手が空くメガネタイプなどのおすすめ商品を紹介しています!

ルーペとは

出典:Amazon

ルーペとは、虫眼鏡のようにレンズを通して対象物を拡大して見ることができるアイテムのこと。

例えば、新聞の細かい文字を読む際や、プラモデルなどの作品制作といった、手元を大きく映したい作業などで活躍する商品です。多用途で使用できるため、年配の人だけでなく、細かい作業を行う若い人まで、幅広い世代で使えます。

ルーペと老眼鏡との違い

おしゃれなルーペもあるので、老眼鏡の代わりにルーペを使いたいと考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、ルーペと老眼鏡では使い方が異なります。

「ルーペ」は、ものや文字を拡大するためのアイテムですが、「老眼鏡」は目の調節機能をサポートしてピントを合わせるものです。ルーペにはピントの調整機能はないので注意しましょう。

ルーペの選び方

それでは、ルーペの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。

【1】形状・タイプ
【2】倍率
【3】非球面レンズやフレームレス
【4】複数レンズ
【5】照明機能
【6】重量
【7】デザイン性

上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】用途に合う形状・タイプで選ぶ

ルーベには、使用用途に合わせて、「手持ち/デスクタイプ」「メガネ/スタンドタイプ」「コンパクトタイプ」の3種類に分けられます。しっかりチェックしましょう。

「手持ち」「デスクタイプ」:読書や観察向け

出典:Amazon

新聞を読んだり、読書をしたりするときに役立つのが、「手持ちタイプ」や「デスクタイプ」のルーペです。読みたい部分だけを拡大できるので視界にギャップが少なく、疲れにくいというメリットもあります。

植物や昆虫などを観察したいときにも役立つでしょう。なお、手持ちタイプを選ぶときには、できるだけ軽いものを選ぶと、より使いやすくなります。

「メガネタイプ」「スタンドタイプ」:趣味や作業向け

出典:Amazon

ルーペを使って作業をするときには、「メガネ」や「スタンドタイプ」を選ぶと両手が自由に使えるので便利です。広い視野も確保できますよ。

刺繡をしたり、プラモデルの組み立てをしたりするときにも、両手が自由になる「メガネ」や「スタンドタイプ」を選ぶといいでしょう。ただし、長時間の使用は目の負担になるので、時間を決めて使うようにしてください。

「コンパクトタイプ」:携帯向け

出典:Amazon

外出先で気軽に使えるルーペを探している方は、コンパクトに折りたためるタイプのルーペがおすすめです。屋外で植物や昆虫を観察したいときにも活用できます。

ただし、コンパクトなので「視野が狭い」というデメリットがあります。長時間の使用にも適していません。そのため、用途に応じて複数のルーペと使いわけるなどの工夫をするといいでしょう。

(※)ポイント:用途別に複数用意するのもあり

【エキスパートのコメント】

ルーペにはさまざまな形の製品があります。机につねに置いておいて、本や新聞の上に置いて使うタイプと、つねに持ち歩いて、商品タグやカフェのメニューを読みたいときにサッと取り出すタイプでは、同じルーペを使い回すわけにはいきません。

暗いところで見ることが多ければ、ライトつきのルーペは必須ですし、小さいものを調べるために使うルーペと、広い範囲を拡大したいときに使うルーペも別物です。基本的にはひとつに絞らず、用途別に複数用意するほうが、ルーペを使いこなすのには適しています。

【2】用途に合う倍率を選ぶ

倍率は大きく分けて「高倍率」と「低倍率」の2種類があります。それぞれ、用途に合わせて選ぶ倍率が違うので、しっかり確認しておきましょう。

高倍率:細かい文字やパーツを見るのに最適

こまかいパーツや図面などを拡大したいときには、高倍率のルーペを選ぶといいでしょう。倍率は3~4倍程度を目安にすると見やすくなります。

宝石の鑑定などでルーペを使う場合には、倍率が10~20倍前後のルーペを選ぶのが一般的です。作業効率を高めるためにも、用途や対象物に適した倍率のルーペを選んでみてください。

低倍率:新聞や本を見るのに最適

新聞や本などの広い範囲を見たいときには、低倍率のルーペでもじゅうぶんです。本や新聞、スマホなどの文字を見る場合には、2倍前後の倍率を目安に選ぶといいでしょう。

倍率が低いと目への負担も軽くなるので、長時間の利用にも適しています。らくな姿勢で見られるのも嬉しいポイントです。軽度の老眼という方も、2倍前後の倍率を選ぶと見えやすくなるでしょう。

(★)ポイント:レンズそのものの性能が重要

【エキスパートのコメント】

レンズというのは、その構造がシンプルなので、透明な素材さえ使えば大体できてしまいます。しかし、素材の透明度や工作精度によって、見え方は全然違います。ただ拡大されていればいいというものではなく、見やすく拡大してくれないと使いものになりません。

そのため、レンズの透明度や、文字を見たときの歪みの少なさ、レンズの明るさといった、レンズそのものの性能は、まず選ぶ際の前提になるポイントです。なんとなく見えればいいや、では、実際に使ったときに後悔します。なるべく光学メーカーやレンズに強いメーカーから選びましょう。

【3】目が疲れやすいなら、非球面レンズやフレームレス

出典:Amazon

ルーペのレンズ形状は球面が主流ですが、カーブが掛かっているため、端の方を使うと文字が歪んで見えて、目が疲れやすくなってしまいます。しかし、カーブが掛かっていない非球面のレンズなら、どこを使っても歪まず見ることができますよ。

また、フレームがないタイプだと、ルーペを使っていない状態とギャップが生まれにくいので、見やすいはずです。注意点として、ガラス素材だと割れやすいので、プラスチックなどの合成樹脂がおすすめ。軽量なので、持ち運びやすさも使い心地も良好です。

【4】複数レンズなら、多用途で使える

出典:Amazon

ひとつのルーペをいろいろな用途に使いたいなら、複数枚のレンズを備えているルーペを選ぶといいでしょう。新聞のサイズの違う文字を読んだり、写真を見たりするときも、ひとつのルーペでスムーズに紙面を読むことができます。

レンズが1枚だと拡大率に限界があるため、用途ごとにレンズを変えるのが理想です。複数枚タイプならルーペを持ち変える手間も省けます。

【5】LEDライトや照明機能をチェック

出典:Amazon

LEDライトがついているルーペは、視力が衰えがちな方の目をサポートしてくれます。フレームやレンズの影によって手元が暗くなることもないので、文字もはっきりと見えます。

ただし、電池を使うため、ほかのルーペよりも重さがあるという点は覚えておきましょう。使用場所も限られますが、ひとつは用意しておきたいところです。

【6】重量をチェック

手持ちタイプで重量があるものは、連続使用していると手が疲れてしまいますし、携帯型で重いと首やポケットに入れるときに支障が出てきます。特にライトつきのルーペは、電池を入れる関係で製品も重くなりがち。用途にあわせて、ライトのないものや、ライトつきでもボタン電池など軽量化されているものを選ぶと、重さに悩まず使用できます。

一方、据え置き型は固定して使用するため、重量は重視しなくても問題ありません。

【7】デザイン性をチェック

出典:Amazon

目の衰えを感じている高齢者や家族へのプレゼントとしてルーペを贈る場合には、年齢を感じさせない、おしゃれなデザインのルーペを選ぶと喜ばれるでしょう。

ルーペ独特のデザインに抵抗があるという方もいるため、メガネタイプやネックレスタイプのルーペを選んでみるのもおすすめです。ルーペにもいろいろなタイプがあるのでチェックしてみてください。

また、おしゃれなペーパーウェイトとしても使えるタイプもありますよ。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)