アクセラレーテッドラーニングジャパンはこのほど、「中学受験をする目的とお子さんの将来」をテーマとした調査結果を発表した。調査は4月9日~16日、同社運営のサイト「かしこい塾の使い方」のメルマガ会員のうち、中学受験を目指す子を持つ親162名を対象にインターネットで行われた。

  • 中学受験をすることは誰が決めましたか?

    中学受験をすることは誰が決めましたか?

はじめに、中学受験を誰が決めたのかを尋ねたところ、「家族全員で相談して決めた」(40%)が最も多く、次いで「子どもが自分で決めた」(23%)、「母親が決めた」(14%)、「両親で決めた」(12%)と続いた。

  • 中学受験をさせる目的

    中学受験をさせる目的

続いて、中学受験をさせる目的を聞いたところ、「意識の高い生徒が多い環境で学べるから」(約80%)や「高い水準の教育が受けられるから」(60%強)と回答した人が多く、次いで「子どもが希望する学校に行かせたいから」(約40%)、「大学への進学が有利になるから」(40%弱)、「社会で生きていくための力を養うため」(30%強)と続いた。

また、「その他」の回答の中には、やりたい部活や専門的知識を学ぶための環境があることや、地元公立中学のレベルや校風に対する不安や不満があるなどの声が目立ったほか、「小学校の半分が受験するから」「地元の中学が遠すぎる」という人も見受けられた。

最後に、子ども自身が将来就きたい職業があるのか尋ねたところ、67%が「ある」と回答。具体的な職業を聞くと、医師、研究者、学者、宇宙関連の仕事、ロボット開発者、弁護士といった専門的知識を要する職業が多数挙がったほか、サッカー選手、音楽家、歌手、アナウンサー、デザイナーなど、多種多様な職業が並んだ。