フリーアナウンサーの吉田明世とみのもんたが、1日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『梅沢富美男のズバッと聞きます!』2時間スペシャル(21:00~22:48)に出演し、6年前のセクハラ騒動の真相を語った。

  • 吉田明世=フジテレビ提供

TBS系情報番組『みのもんたの朝ズバッ!』で共演していた2人だが、この生放送中にみのが吉田のお尻を触ったと報じられたが、みのは「そんなことするわけないじゃないの。お尻こんなことやって楽しい?」と否定。しかし、みのが「この指が覚えていたよ(笑)」とふざけるため、吉田が「私が釈明していいですか?」と真相を説明した。

吉田は「あのときは(番組の)エンディングでして、みのさんの横に女性アナウンサーとか男性アナウンサーがズラーッと並んで、私がエンディングの原稿を読む担当だったんです。で、そのときにみのさんが、私の肩を押して、アナウンサー陣がガタガタとドミノ倒しになるのがブームだったんですよ。私は原稿を読まなくちゃいけなくて集中したいので、『みのさん、それやめてください』って、毎日伝えてて。で、CM中、みのさんにボンッと押されないように一歩前に出て原稿の練習をしてたんですね。でも3秒前なので、そろそろ戻ろうと思って1歩後ろに戻ったら、それでもみのさんがボンッと押して来たので、『みのさんやめてください』って手を払ったら、もうオンエアが(始まって)放送されてたんです。お尻を触ったかのように手を振り払うところが、たまたま(生放送に)映ってしまって、お尻は触られていないんです」と解説。

さらに、「たまたまみのさんが翌週から夏休みだったので、その“お尻事件”でいなくなったというふうになったのと、私の家の周りにも記者の方がすごく来ていて、私も新人だったので何か発言すると余計な誤解を招いてしまうから、番組の人に『何も言わないほうがいい』という風に言われて、お尻を触られたとも触られてないとも言えなかったせいで、世の中的には“お尻を触られたアナウンサー”になってしまった」と弁明できなかった事情を明かし、「今日ようやくあの事件の呪縛から開放されるということで良かった」と安堵の表情を見せた。

  • みのもんた(左)と紅蘭=同

(C)フジテレビ