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【この記事のエキスパート】
眠りとお風呂の専門家:小林 麻利子

眠りとお風呂の専門家:小林 麻利子

眠りとお風呂の専門家・睡眠改善インストラクター・パーソナルボディトレーナー。

「美は自律神経を整えることから」を掲げ、生活習慣改善サロンFluraを開業。最新のデータ、研究をもとに、睡眠や入浴、運動など日々のルーティンを見直すことで美人をつくる『うっとり美容』を指導。

生活に合った無理のない実践的な指導が人気を呼び、のべにして約1700名もの女性の悩みを解決し、サロンは予約1年半待ち。


周囲の声や騒音を遮音したい時に便利な耳栓。夜行バスや飛行機など他人のいびきや音が気になる時、集中して勉強したい時、水泳・ライブ時などにおすすめです。この記事では、耳栓の選び方とおすすめ商品を紹介します。人気メーカーモルテックスをはじめ、ノイズキャンセリング搭載のデジタル耳栓もピックアップ。

どんな時に使える?
耳栓の効果やメリット

耳栓にはさまざまな使い方と多くの需要がありますが、最大のメリットは、騒音や雑音をカットできること。遮音できることで、いびきや生活音が気になって眠れない睡眠時や仕事・勉強に集中したいときに活躍します。

また、騒音から耳を保護するので、ライブや工事現場などで大きな音にさらされ続けることによる耳へのダメージを防いでくれるアイテムでもあります。さらに、入浴時やプール、飛行機の離着時に起こりがちな耳の違和感を軽減できるタイプもあります。

ただし、合わない耳栓を付けてしまうと痛みを伴う場合も。特に、長時間付ける際には、自分にあった種類の耳栓を選んでおくことが重要です。

ポイントをおさえよう!
耳栓の選び方

いろいろな種類がある耳栓。どんな耳栓を選べばいいのかは、希望する使用感や使用目的などによって変わってきます。そこでまずは、豊富な種類のなかから自分に合う耳栓をみつけるために、耳栓の選び方を紹介していきます。

【1】耳栓の種類
【2】遮音性の数値
【3】使う場所
【4】サイズ

それぞれ詳しく解説しているのでチェックしましょう!

【1】耳栓の種類から選ぶ

耳栓に使われている素材にはいくつかの種類があり、その素材によって特徴も異なります。痛くない耳栓が欲しいのか、遮音性の高い聞こえない耳栓が欲しいのかなど、欲しいものをイメージしておきましょう!

長時間の使用には、耳穴にフィットする「スポンジタイプ(フォームタイプ)」

出典:Amazon

耳栓といえば、古くからあるスポンジタイプ(フォームタイプ)を想像する方も多いかもしれません。

スポンジタイプ(フォームタイプ)の特徴は、フィット感がよいこと。収縮素材なので、それほどサイズを気にする必要がありません。耳に押し込むだけでかんたんに使用でき、耳の違和感を感じにくいところもポイント。圧力をかけると形が変化するので、耳に負担が少なく寝るときにも付けやすくなっています。また、安価な商品が多いのも特徴です。

一方で、プールやお風呂では水がしみこんでしまうため、防水目的には向いてません。

水に入るなら、耳の穴を覆う「シリコン粘土タイプ」

出典:Amazon

シリコン粘土タイプの耳栓は、耳の穴に入れるのではなく、耳の穴の周辺を包み込むことで周囲の音を遮断する耳栓です。耳の穴をカバーするので、プールやお風呂でも水が入ってくるのを防ぎます。また、シリコン耳栓のため、洗うことができ清潔に保つことができるのもポイント。

遮音性はほかのタイプに比べるとやや劣りますが、長時間使用しても耳が痛くなりにくい特性があります。耳栓の異物感が気になりやすい方には重宝する耳栓です。

ただし、シリコン製なので耳垢やほこり、髪の毛がくっついてしまうのが気になってしまう可能性もあります。

軸のついた「フランジタイプ」

出典:Amazon

フランジタイプの耳栓は軸が付いていて、耳から取り外ししやすい形状のタイプです。また、耳に差し込む部分がひれ状の層になっているため、耳の穴に差し込むこととキュッと縮んで密着し、騒音をより遮断してくれます。

素材はシリコン製が多いですが、スポンジ製と比べると硬いので、慣れるまで違和感を感じるかもしれません。長時間の使用には、小さめのサイズや柔らかいものを選ぶのが良いでしょう。

イヤホンのように使える 「イヤホンタイプ」

出典:Amazon

見た目はイヤホンそのもので、別名デジタル耳栓とも呼ばれている新しいタイプの耳栓です。

周囲の騒音をイヤホンのマイクで集音し、逆位相の音を再生することで騒音を相殺します。単調な騒音ほど効果が高い特徴があり、騒音対策にはうってつけです。ノイズキャンセリング機能もあり、使い勝手はよいでしょう。

一時的な音、たとえば呼びかけなどは普通に聴こえます。

【2】遮音性の数値で選ぶ

遮音性の数値は、「SNR◯◯dB」や「NRR◯◯dB」で表記されます。耳に入る騒音レベル=実際の騒音レベル-耳栓のSNR値となるので覚えておきましょう。

なお、NRR値は目安としてSNR値+5dBほどとなっています。

騒音レベルは睡眠時は40dB以下、日常生活では85dB以下に

耳に届く騒音のレベルを適切に抑えて快適に過ごせるように、使うシーンに合わせたNRR値(SRR値)を選びましょう。快適に過ごせる騒音レベルと適切なNRR値、SRR値の目安は上記のとおりです。

【エキスパートのコメント】

製品によって、音を遮る能力はさまざま。遮音性能には、欧州で使われる「SNR」と、北米で使われる「NRR」という指標が存在します。

たとえば洗濯機の音が約70dBなら、SNR30dBの耳栓をつけると約40dBまで静かになるということです。

遮音性能は「SNR◯◯dB」と表記されます。SNRとNRRは、測定する周波数や計算方法に違いがあるため、SNR=NRRではないので注意。
日本ではふたつが混在しています。

数値が高ければ高いほうが遮音性にすぐれますが、精密かつ複雑につくられていることもあり、装着感が気になるかもしれません。

【3】使う場所に合わせて選ぶ

使用目的によって最適な耳栓は異なります。材質や形状で遮音できるノイズの周波数や使用可能な環境が異なるため、オールマイティーな役割を果たす耳栓は存在しないものと考えておいたほうがよいでしょう。

騒音対策ができる完全遮音のものを探しているのか、睡眠時のいびきが聞こえなければよいのか基準を決めると失敗も少なく済むでしょう。

勉強・オフィスで集中を保ちたいなら「装着感」のいいものを

出典:Amazon

オフィスで目の前の仕事に集中したい。また、カフェや自習室などで勉強に集中したいときもありますよね。周囲の雑音はできるだけおさえたいところですが、人間は完全な無音だとかえって集中できないという習性もあります。したがって、完全防音ではなくある程度雑音の音量を下げてくれて、装着感のよいものが好ましい耳栓のタイプになります。

スポンジタイプ、フランジタイプで遮音性能がNRR33以上のものが目安になります。

ライブやゲーセンなどで使うなら「サウンドフィルター付き」を

出典:Amazon

ライブ会場やゲームセンターなど、騒音は軽減したいけれど、必要な音はしっかりと聴きたいシーンがあります。そういった場合には、サウンドフィルターつきの耳栓を使いましょう。

不快な騒音は軽減しながらも、人の話し声や楽器が発する音だけが聴き取りやすくなるため、騒音のなかで会話をしなければいけない工事現場や工場などに最適な耳栓です。ライブ用耳栓なんかもあるので、候補に加えてもよいでしょう。

水泳などで使うなら「防水機能付き」を

出典:Amazon

水泳のときに耳栓を使う目的は、耳に水が入らないようにするためです。そのため遮音性ではなく、耐水性・防水性が重要になります。

水泳に適した耳栓には、より耳を密閉できるプラグ・フランジタイプが多く、材質も一般の耳栓と異なる場合が多い特徴があるため、「水泳用」と記載された耳栓を使いましょう。

もちろん水洗いができるので、清潔に使い続けることができます。

飛行機や新幹線で使うなら「気圧調整機能付き」を

出典:Amazon

飛行機の上昇・下降時や、新幹線のトンネルで耳が詰まるような症状は、気圧変化によって起こります。

頻繁に飛行機・新幹線での長距離移動をされる方は、気圧コントロール機能がついている耳栓を選ぶことで、耳の圧迫感を軽減して、移動時間を快適に過ごすことができるでしょう。

【4】耳穴のサイズにフィットするものを選ぼう

出典:Amazon

自分の耳に合わないサイズの商品を選ぶと、耳に入らなかったり、遮音効果が下がったりしてしまいます。自分の耳の穴のサイズを測って把握してから、それに合う商品を選ぶと耳にしっかりフィットする装着感を得られますよ。

スポンジタイプ(フォームタイプ)はサイズを調整しやすいですが、フランジタイプやイヤホンタイプはあまり変形しません。自分の耳の穴のサイズに合うものを選ぶか、いくつかのイヤーピースがセットになっていて、ぴったりのサイズに交換できるものを選ぶようにしましょう。

眠りの専門家からのアドバイス
不眠への対策方法として耳栓を取り入れてみよう

【エキスパートのコメント】

寝つきが悪かったり、途中で目が覚めてしまうことの対策として、耳栓は有効な手段のひとつです。寝室の窓を二重窓にしたり、防音カーテンを設置したりするよりも手軽に取り入れられます。

その一方で、耳に異物を入れているという不快感から、余計に寝苦しさを感じることもあります。そのため、自分の耳に合う耳栓を選ぶことが大切です。また、40dB以上の騒音がないのにちょっとした物音で目覚めてしまう方は、そもそもの眠りの質が悪い可能性があるので、眠りの質を高める対策をすることがまず必要になってくるでしょう。睡眠時には姿勢が変わりやすく横向きになった際に、耳栓が邪魔にならないものを選ぶと睡眠の妨げになりません。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)