女優の小芝風花が主演したNHKのドラマ『トクサツガガガ』(1月18日~3月1日放送)が、ギャラクシー賞のテレビ部門3月度月間賞を受賞した。

『トクサツガガガ』に出演した(左から寺田心、小芝風花、松下由樹ら

特撮をこよなく愛する隠れオタクであるOLを、小芝が熱演した同ドラマ。同賞では「“オンナなのに”“大人なのに”など、世の中の固定観念を問う深い問題提起が埋め込まれていながら、実に軽やかで遊び心にあふれる上質なエンタテインメントに仕立てられた作品。出演者の個性も光り、すべてのメンバーが思い切り演じきっていることも心地よい。大人も遊ぶ時間を大切に生きていこう、というメッセージも読み取れる」と評価している。

ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が1963年に創設した、優秀番組・個人・団体を顕彰するもの。3月度は他にも『ETV特集「誰が命を救うのか 医師たちの原発事故」』(NHK Eテレ、3月9日放送)、『NHKスペシャル「詐欺の子」』(NHK、3月23日放送)、『スーパープレミアムドラマ「スローな武士にしてくれ」』(NHK、3月23日放送)が受賞している。