舞台『イケメンヴァンパイア◆偉人たちと恋の誘惑 THE STAGE ~Epsode.0~』の公開ゲネプロが12日に東京・EX THEATER ROPPONGIで行われ、MADE/ジャニーズJr.の秋山大河、稲葉光、冨岡健翔、福士申樹の4人、荒一陽、横尾瑠尉、松本ひなた(Candy Boy)、釣本南(Candy Boy)、東将司(Grab"A")、竹石悟朗、瑛(あきら)、長谷川慎也が登場した。

  • 1列目左から冨岡健翔、稲葉光、秋山大河、福士申樹。2列目左から松本ひなた、横尾瑠尉、荒一陽、釣本南。3列目左から東将司、瑛、竹石悟朗、長谷川慎也。

同作は女性向け人気恋愛ゲームを舞台化。ナポレオンなど、ヴァンパイアとして蘇った偉人たちと禁断の恋を繰り広げる同作の前日譚を描く。秋山は「12人の偉人がどういうキャラクターなのか、個性を1番に伝えたいと稽古をしてきました。カツラや衣装着た状態で出演させていただいて、めちゃくちゃ緊張したけど、『これが俺らだぞ』みたいなのができたかなと思ってます」と自信を見せる。

最年少の瑛は、「まだ22歳なのに、スーパー年上の役をやらせていただいて」と恐縮し、冨岡は「ツンデレでもないし、潔癖症でもない」と、役とは別の部分も。バック宙を披露する冨岡は「僕ももちろんゲームをやって、これはおそらくアクションをしないなと思ったんです。でも台本をよくよく見たら、すごいやるじゃん、と思って」と驚きを表した。

今までになかったという扮装にも、冨岡は「飛び込むのは勇気がいって不安でしたね」と苦笑し、秋山も「最初は気づかれなかった」と振り返る。長谷川は「人生で初めてコンタクトを目に入れたから、片方入れるのに30分以上かかりました」と苦労を明かした。

ゲネプロ前には「俺たちは、イケメンだ!」 と円陣を組んで暗示をかけていたというキャスト陣だが、自分だったら誰を選びたいか聞かれると、稲葉は「僕は、レオナルド(・ダ・ヴィンチ)を選びます」と自分で演じた役と回答。「設定上では一番年上なので、みんなのリーダー的な立場。自分推しです」と理由を説明する。

また、人気を集めたアーサー・コナン・ドイル役の福士は「キャラクターでいうと一番人気というのはきいてて、プレッシャーに押しつぶされます。女たらしだけど女性がいないので、とりあえずみんなに触りました。たぶん全員触ってます」と告白。「一応、みんなの肌を知ってる。こういうところから女たらしが始まるのかな?」と役作りの裏側を見せた。

さらに秋山が「おれフィンセント(・ファン・ゴッホ)かな」と選ぶと、松本が「でも、フィンセントは夜、めっちゃ激しいんですよ」と言い出し、周囲は騒然。原作の設定について語っていたという松本に、「びっくりした」「何のカミングアウトかと思った」とキャスト陣も驚いていた。

ジャニーズ事務所だけでなく、様々なイケメンが揃った同作に、冨岡は「ある種新しい時代というか、切り拓くきっかけになれればという思いで。平成が終わるというのもあって、平成最後の大仕事。平成最後にこの作品に巡り会えてよかったなと思いますし、このチームで駆け抜けられるのは幸せなんだなと思います」と思いを表す。秋山が「ぜひ、またやりたいよね」と意欲を見せると、稲葉も「令和一発目!」と受け、秋山が再度「このイケメンたちで勢揃いします」と目標を宣言した。