フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、伝説の大道芸人・ギリヤーク尼ヶ崎に密着した『情念の男~ギリヤーク尼ヶ崎~』を、14日に放送する。

  • 『ザ・ノンフィクション』の密着を受けるギリヤーク尼ヶ崎=フジテレビ提供

今回の主人公は、「最後の大道芸人」と称される伝説の男・ギリヤーク尼ヶ崎(88歳)。身体ひとつを武器に、日本のみならず世界各地を巡り、投げ銭だけを稼ぎに生きてきたが、老いとともに様々な病に襲われる。

住まいは都営団地で、物忘れもひどくなり、1人では歩行もままならぬ車イスの生活。2015年末にはパーキンソン病が悪化した。10歳年下の弟が献身的な介護をしているが、老老介護のストレスを抱え、兄弟の確執は、激しくなっていく…。

番組では、そんなギリヤーク尼ヶ崎が、街頭デビュー50周年を迎えた2018年の1年間に密着。病と闘いながら全国各地の記念公演に挑む貴重な日々を追った。

時に身体と心のコントロールを失いながらも、街頭公演を続けるギリヤーク。壮絶な生き様と、世代を超え人々の心を揺さぶる“魂の踊り”。そして、最悪な体調で迎えた新宿公演で、2,000人の観衆を涙させ、喝采を浴びた演出とは…。

ナレーションは、女優の白石聖が担当する。

(C)フジテレビ