マイボイスコムは4月9日、「定額制サービス(サブスクリプション)」に関するインターネット調査の結果を発表した。調査期間は2019年3月1~5日、有効回答は10~70代の個人10,489人。

  • 定額制サービスで利用したいジャンル

    定額制サービスで利用したいジャンル

定額制サービスを直近1年間に利用した人は計23.5%。男性や若年層での割合が高く、男性10・20代では4割弱、女性10・20代では3割弱に上った。利用したサービス内容は、「定額料金で、条件内でサービスを使い放題」が最も多く15.9%だった。

条件内で「使い放題」サービスの利用状況をみると、「定額制映像配信サービス(Netflix、huluなど)」が51.6%で最多、次いで「定額制音楽配信サービス(spotifyなど)」「定額制の電子書籍・雑誌、電子コミック」が各10%台で続いた。「定額制映像配信サービス(Netflix、huluなど)」は若年層で高く10・20代で7割。「定額制音楽配信サービス(spotifyなど)」は男性若年層で高い傾向がみられた。

定額制サービスの利用意向は全体の2割弱で、若年層で高く10・20代で3割。一方、非利用意向は5割強で、特に女性60・70代では6割に上った。

定額制サービス利用意向者が利用したいと思うサービスは、定額制使い放題のサービスの中では「定額制映像配信サービス(Netflix、huluなど)」が53.3%、「定額制音楽配信サービス(spotifyなど)」「定額制の電子書籍・雑誌、電子コミック」が各2割強。定額制レンタル・試し放題サービスの中では「自動車(乗り換えし放題)」が9.0%、「衣類(ビジネス用以外)」「家電」が各5~6%。定期便サービスの中では「食材やお惣菜、お酒などの定期便」が9.5%となった。