俳優の向井理が8日、都内で行われたTBS火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(16日スタート、毎週火曜22:00~)のプレミアム試写会&舞台挨拶に、主演の吉高由里子らと出席。先日、寝坊でラジオの生放送を欠席したTBSの古谷有美アナウンサーをいじる場面があった。

  • 向井理と古谷有美アナ

    向井理と古谷有美アナ

朱野帰子氏の同名小説を原作とするこのドラマは、「残業問題」を切り口として、単なる制度改革ではなく働く人々の意識改革=社会人の持つべき“ライフワーク・バランス”について描く物語。過去にあるトラウマを抱え、以来「必ず定時で帰る」というモットーを貫くOLの主人公・東山結衣を吉高が演じる。

結衣の元婚約者でワーカホリックな上司・種田晃太朗を演じる向井は、冒頭のあいさつで、「改めまして『オールスター感謝祭』で優勝しました!」と、6日に放送された同局恒例の特番で優勝したことを報告。大きな拍手が送られると「ありがとうございます」と感謝し、賞金の100万円について「ケータリングとかに使おうと思っています。全部かわからないですけど」と話した。

ワーカホリックな役について、自身と重なる部分はあるか聞かれると「仕事は好きですね。だから考えていることはすごくよくわかります」と答え、「ただ、ブラック社員みたいなキャッチフレーズですけど、仕事が好きだったり仕事に対して真面目だからこそ自分の信念が出て結衣とぶつかると思うので、それぞれの信念があるからこのドラマは面白いのかなと思います」と考えを述べた。

仕事上のモットーを聞かれた場面では「遅刻しないことですかね。古谷さんがいるから言っているわけではないですよ」と古谷アナをいじって笑いを誘い、「さっき、いじっていいですって」と舞台裏でのやりとりを告白。その後、「申し訳ない」と謝ると、古谷アナは「いえいえ、とんでもございません。教訓として聞かせてください」と返し、向井が「このドラマ1話作るのに2週間くらいかかっている。それだけ膨大な時間かけて一つの作品をたくさんの人数でやっているので そういうルールをちゃんと守りながらやりたいたいなと思います」と語るのをしっかりと聞いていた。

舞台挨拶には、吉高、向井、古谷アナのほか、中丸雄一、内田有紀、ユースケ・サンタマリアが登壇した。

  • 『わたし、定時で帰ります。』
  • 左から内田有紀、向井理、吉高由里子、中丸雄一、ユースケ・サンタマリア
  • わたし、定時で帰ります。
  • わたし、定時で帰ります。
  • わたし、定時で帰ります。
  • わたし、定時で帰ります。
  • わたし、定時で帰ります。
  • わたし、定時で帰ります。
  • わたし、定時で帰ります。
  • わたし、定時で帰ります。
  • わたし、定時で帰ります。
  • わたし、定時で帰ります。