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【この記事のエキスパート】
ガーデニング研究家:はたあきひろ

ガーデニング研究家:はたあきひろ

1967年生。兵庫県西宮市出身。1991年に大手住宅メーカーに入社し、研究所(造園研究室)、マンション事業、本社設計部などを経験。現在は独立し、人と人、人と自然の繋がりを大切にし、毎日丁寧に暮らすことを提案する『庭暮らし研究所』を設立。
奈良市で草屋根の家に暮らしながら、家族5人分のお米と野菜をつくり、自給生活を送る。NHK総合テレビ「ぐるっと関西おひるまえ」では、野菜づくり講師として10年間毎月出演。NHK出版WEBサイト「みんなの趣味の園芸」でブログ担当。YouTubeチャンネル「園芸研究家はたさんの野菜づくりチャンネル」を発信。


本記事では、ガーデニング研究家であり樹木医でもある、はたあきひろさん監修のもと、野菜用肥料の選び方とおすすめ商品をご紹介。含まれている成分や効果の持続期間など、さまざまな特徴をもった商品を厳選しているので、よく比較して最適な肥料を選んでくださいね。

野菜用肥料の選び方

それでは、野菜用肥料の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。

【1】肥料の種類
【2】育てる野菜
【3】肥料の効力

上記の3つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】肥料の種類をチェック

肥料には大きく分けて3種類あります。有機肥料(天然の材料で作られた肥料)、化成肥料(化学的に合成されて作られた肥料)と、有機肥料と化成肥料がブレンドされた配合肥料です。

一般的に有機肥料は緩効性のものが多く、化成肥料は即効性のものが多くなります。ブレンドされた配合肥料は緩効性と即効性を合わせ持った肥料です。

また、肥料成分をコーティングした肥料は少し高価ですが、肥料負け(肥料で植物が枯れること)の心配が少なく、効き目が穏やかです。

【2】育てる野菜をチェック

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コマツナやチンゲンサイなどの葉物野菜を育てる時は、窒素分の多い肥料を選んでください。

トマトやキュウリなどの実物野菜の場合は、リン酸分の多い肥料を使ってください。骨粉にはリン酸分が多いので、骨粉入りと書かれている肥料がおすすめです。

肥料の成分で最も重要なものは、N(窒素)、P(リン酸)、K(カリウム)です。肥料袋に書かれている3つの数字が8-8-8の場合は、それぞれNPKの重量が8%ずつということになります。

一般的にNは葉や茎の成長を促す葉肥(はごえ)、Pは花や実つきを良くする実肥(みごえ)、Kは根や茎を丈夫にする根肥(ねごえ)といわれています。

【3】肥料の効力をチェック

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野菜を育てる時に地表面を黒などのビニールで覆うことを、「ビニールマルチ」と言います。ビニールマルチをすると、保湿性や保温性が高まるうえ、雑草が生えにくくなるので便利です。

ただ、追肥(成長途中で肥料を与えること)がやりにくくなるという欠点があります。ビニールマルチを行う前に、肥料成分が数カ月間効き続けるか確認することをおすすめします。

エキスパートのアドバイス

【エキスパートのコメント】

使う時期や季節に合わせよう!

4~10月までは気温が高いので、どの肥料を使っても構いません。しかし、11~3月までは外気温が低く、有機肥料を分解する土壌微生物などの動きが鈍くなります。

秋冬野菜などを有機肥料で栽培する場合は、10~11月までに肥料を与えてください。寒い時期は液体肥料や化成肥料を上手に使って、野菜づくりを楽しみましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)