BSテレ東の番組『バカリズムの30分ワンカット紀行』(毎週月曜23:30~24:00)放送100回&ゴールデン2時間スペシャルの取材会が16日に同局で行われ、バカリズム、畠山愛理が取材に応じた。

  • 左からバカリズム、畠山愛理

スポーツ中継や音楽番組などで使用する重量あるカメラ「ステディカム」を街に持ち込み、1カメで30分1カット撮影していくというもの。現在のテレビ番組のトレンドである、多めにロケをした素材を編集し、ナレーションで作り込み、凝縮してパッケージする手法に、あえて対抗して制作していく。4月27日(24:00〜)に放送100回を迎え、5月2日(20:00〜)に2時間スペシャルが放送される。

同番組の荻野和人プロデューサーは「視聴率も右肩上がり」と絶好調の様子を明かし、「平成最後が100回目。 なんか持ってるな、この番組」と期待した。バカリズムは「あまり家から出ないけど、この番組で旅行に出かけた気分を味わえる。仕事という感じよりは趣味の感覚で楽しませていただいています」と番組の魅力を語る。さらに「スタッフさんは相当大変だということなんですけど、我々は本当にこれ、楽なんですよね。ノンストレスというか、ただただ楽しいだけの番組で。OAも楽しいし収録はもっと楽しいし、今30分ですけど、毎回2時間でもいいくらいで、これからも長く続いていければと思います」と周囲を笑わせた。

今後行って欲しい場所を聞かれると、畠山が小声で「海外、海外」とけしかけ、バカリズムが「あの、ハワイに……」と答え、「とにかくハワイ。それは僕らも同行することが絶対条件」と主張した。また、今後自分たちがロケに出るなら、という質問に畠山は「バカリズムさんに(ディレクターに)変装してもらって、気づかれないでできるか、やってみたいかも」とアイディアを出す。

一方、バカリズムは「いろんな芸能人を可能な限り仕込んでおいて、あとで答え合わせしたい。前編後編で」と希望。「たまに芸能人が出てくださるけど、盛り上がるんですよ。前に偶然北大路欣也さんが写り込んだんですよ。その時、衝撃が走りましたから」と振り返り、「そう行った遊びができればいいなとは思います」と語った。