女優の新木優子がこのほど、フジテレビ系月9ドラマ『トレース~科捜研の男~』(18日21:00~22:24 最終回90分SP)のクランクアップを迎えた。

  • (左から)錦戸亮、新木優子、船越英一郎=フジテレビ提供

クランクアップを迎えたのは、神奈川県川崎市内。全ての撮影を終えると、「沢口ノンナ役、新木優子さんオールアップです!」とスタッフが声を上げ、拍手と歓声に包まれた。そして、この日は新木との共演シーンがなかった錦戸亮と船越英一郎も駆けつけ、新木に花束を渡した。

新木は「みなさんのまっすぐで、ひたむきに頑張っている姿を見て、私も頑張らなきゃと思い、ここまで駆け抜けることができました」とこれまでの撮影を回想。そして「本当に充実した4カ月間で、良い思い出になりました。またみなさんとお仕事ができるように頑張りますので、よろしくお願いします。ありがとうございました!」と笑顔であいさつした。

撮影を終えた新木のコメントは、以下のとおり。

――撮影を終えていかがですか?

あっという間の4カ月でした。今まで色々なドラマに参加させていただきましたが、この『トレース~科捜研の男~』は現場にいる時間も長く、「沢口ノンナ」という役で過ごす時間が長かったので、自分の中でこの4カ月間、ノンナのことを考えている時間がとても濃いものでした。その分、とても充実していました。みんなで一緒になって同じ方向を向いて作品を作って、亥年ですし脇目も振らずに猪突猛進、走り抜けてきたなって思います。

――『SUITS/スーツ』からの月9連投でしたが、体力的にも大変だったのでは?

いえ、気持ちが途切れずに仕事をすることができました。「月9」から「月9」に出演というのも、すごく貴重な機会をいただいたと思います。もちろん大変ではありましたけど、気合も入りました。実はどちらかと言うと、ファンの方がとても心配してくださって(笑)、「優子ちゃん休んでいるの?」と言ってくれていました。でも、スタッフのみなさんはもっと休んでないですし、そう思うと私も頑張れました。

――錦戸さんと船越さんと共演されていかがでしたか?

今回ヒロインとして出演させていただくにあたって、錦戸さんと船越さんがとても物腰柔らかく、柔軟に私の存在を受け止めてくださいました。お2人に本当に助けていただいたなと思います。

――これまでの撮影で印象に残っていることは?

みんなで日をまたいで撮影したことです。クライマックスシーンだったので、より一層みんなで頑張ろうという気持ちが強かったですし、大変でしたけど、それがあったから11話・最終回の集大成にふさわしいシーンになっているんじゃないかなと思います。

――最終回を楽しみにしているファンの方にメッセージをお願いします。

視聴者のみなさまも含めて一緒に作り上げてきた作品だと思いますし、私自身、視聴者の方に寄り添うような役どころで、視聴者のみなさまの立ち位置に近い目線でお芝居をさせてもらいました。1話からたくさんの方に見ていただきましたが、最終話いよいよ真野さんの過去が明らかになり、真野さん自身の真実のカケラを見つけられるのか、見ていただきたいですね。また、月9らしいノンナの恋路も描いていただいたので、その部分も楽しみにしていただけたらうれしいです。『トレース』らしい最後になっているので、ぜひ楽しみにしていただきたいなと思います。

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