アーキ・ジャパンはこのほど、「働き方に関する意識調査」の結果を発表した。調査は3月5日~11日、20代の働いている男性962人を対象にインターネット調査にて実施した。

  • 6割以上が「現職に不満がある」。理由は「お給料と仕事量が合っていない」

「現職に不満はありますか?」との質問には、6割以上が「はい」と回答した。理由を聞くと、「お給料と仕事量が合っていない」(40.0%)、「仕事にやりがいがない」(25.8%)、「将来性があまり感じられない」(23.9%)、「信頼できる上司がいない」(7.0%)といった意見が挙げられた。

現職に不満があると回答した人に「転職を考えていますか?」と聞いたところ、7割以上が「はい」と回答した。しかし、新しいステージに上がる時は不安がつきまとうもの。

転職への不安について聞いてみると、「未経験(経験が少ない)なので研修制度について気になる」(31.8%)、「自分のやりたい仕事の求人が見つからない」(30.4%)、「条件の合う求人がなかなか見つからない」(23.1%)といった意見が集まった。

  • 転職を考えている人は7割以上。不安は、「研修制度について」が最多に

また、「どのような仕事が理想的ですか?」との質問には、「将来性がある仕事」(36.7%)がもっとも多く、次いで「やりがいがある仕事」(30.4%)、「とにかく稼げる仕事」(17.4%)と続いた。

  • 理想の仕事は、「将来性のある仕事」が4割近くを占めている

「2020年東京オリンピックの影響で仕事が増えると思う職業を教えてください」と質問したところ、第2位の「警備員」(20.8%)に大きな差をつけて「建設会社」(44.9%)が第1位に輝いた。

  • 転職の鍵は、2020年東京オリンピックの建設需要?

また、「2020年以降もニーズが高そうな職業を教えてください」という質問でも「建設会社」(29.7%)が第1位となった。