東武鉄道は鬼怒川温泉駅が開業100周年を迎えることを記念し、100周年当日の3月17日に記念イベントを開催するとともに、記念乗車券を発売する。

  • 開業100周年を迎える鬼怒川温泉駅

当日は地元の協力による複数の企画を記念イベントとして実施。10時30分からは旧鬼怒川温泉駅跡や鬼怒立岩駅跡など、鬼怒川温泉発展の歴史を地元のガイド付きで振り返る「鬼怒川線周辺まち歩きガイド」を開催。参加費は100円で、定員30名。参加申込みは日光市観光協会で受け付ける。

12時30分から13時20分頃まで、宿泊・観光施設・飲食店の従業員らや一般市民、東武鉄道社員など約100名が鬼怒川温泉駅前広場に集まり、駅に出入りする人を出迎える。その後、13時40分頃から約100人で「100」の人文字を表現し、駅舎を背景に記念撮影を行う。

  • 鬼怒川温泉駅開業100周年記念ロゴマーク

  • 鬼怒川温泉駅開業100周年記念乗車券(台紙中面イメージ)

同日に発売される鬼怒川温泉駅開業100周年記念乗車券は、鬼怒川温泉駅を含む9駅からの片道乗車券10枚組(鬼怒川温泉駅のみ2枚)で、1セット2,000円。鬼怒川温泉駅の過去の写真や歴代の車両、駅が歩んだ歴史などを掲載したA3サイズ2つ折りの台紙が付く。東武線38駅で計2,000セットを販売する。

開業100周年に先立ち、鬼怒川温泉駅では記念の駅装飾を開始している。跨線橋階段に駅の昔の写真や100周年を示す装飾を施すとともに、駅舎の変遷や年表、写真などを掲載したポスターを跨線橋コンコースに掲出する。