俳優の菅田将暉が主演する日本テレビ系ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(毎週日曜22:30~)の最終回が10日に放送され、番組平均視聴率は自己最高となる15.4%(ビデオリサーチ調べ・関東地区、以下同)を記録。『ワイルド・ヒーローズ』(15年4月期)からの同局日曜ドラマ枠で歴代最高の最終回視聴率となった。

  • 『3年A組-今から皆さんは、人質です-』に出演した菅田将暉(左)と永野芽郁=日本テレビ提供

初回10.2%から10.6%→11.0%と右肩上がりで推移し、第4話は嵐の活動休止発表会見をほぼ全編放送した『Mr.サンデー』の影響もあって9.3%に下がったが、その後は10.4%→11.7%→11.9%→12.0%→12.9%と、再び右肩上がりで終盤に向けて大きな盛り上がりを見せていた。

全話平均視聴率は11.5%で、日テレの連続ドラマとしては、17年10月期の綾瀬はるか主演『奥様は、取り扱い注意』(全話平均12.7%)以来、久々に全話平均を2ケタに乗せた。

菅田演じる美術教師・柊一颯が、卒業まで残り10日というタイミングで、永野芽郁演じるさくらら生徒を人質にとり、数カ月前に自ら命を落とした景山澪奈(上白石萌歌)の死の真相について授業を行うという衝撃の学園ミステリー。最終回は、一颯がSNSで他人を傷つける行為に対し、絶叫も交えた魂の“授業”を繰り広げた。