パナソニックは3月1日、「花粉対策の実態調査」の結果を発表した。調査は2月6日~8日、花粉に悩みを持つ全国の20歳~59歳の男女447名(男性223名、女性224名)を対象に、インターネットで行われた。

  • 外出と花粉症

    外出と花粉症

外出時に花粉対策をすることに疲れを感じるか尋ねたところ、約8割が「感じる」(感じる39.6%+どちらかというと感じる42.9%)と回答。また、約半数の人が花粉が理由で外出を控えた経験が「ある」(ある25.3%+どちらかというとある26.4%)ことがわかった。

今シーズンの花粉対策の実施有無については、外出時に「花粉対策をする予定」と答えた人は83%(する+おそらくする)だったのに対し、家の中で「花粉対策をする予定」と答えた人は66.2%という結果に。

  • 家の中での花粉対策

    家の中での花粉対策

家の中での対策としては、「空気清浄機を利用する」が最も多く61.5%。また、「帰宅時に手洗い、うがいをする」(59.8%)や「帰宅時に玄関で衣類についた花粉をはらう」(47.0%)など、帰宅時に何らかの対策をする人も多かったほか、「洗濯物を部屋干しする」(49.0%)や「布団を外で干さないようにする」(42.6%)など、花粉を外から持ち込まない対策をする人も目立った。

一方、「拭き掃除」(23.3%)や「エアコンの掃除」(13.9%)、「換気口の掃除」(11.8%)の実施予定は1割前後と低く、花粉対策として掃除をすることについては、全体的に意識の低さが感じられた。

家の中で花粉を感じる場所については、「玄関」(52.8%)や「リビング」(42.7%)が上位に。また、シーンについても聞いたところ、「洗濯物を干すまたは取り込んだとき」(40.9%)、「扉の開け閉めをしたとき」(36.5%)、「家族が外出から帰ってきたとき」(31.3%)など、扉の開け閉めや人の出入りに関係するシーンが上位に並んだ。