俳優の菅田将暉が主演する日本テレビ系ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(毎週日曜22:30~)。17日に放送された第7話では、菅田演じる柊一颯が、まさかの教師に“説教”を行った(※以下、ネタバレ要素があります)。

  • 『3年A組-今から皆さんは、人質です-』に出演する菅田将暉=日本テレビ提供

菅田演じる美術教師・柊一颯が、卒業直前のタイミングで、永野芽郁演じる生徒・茅野さくららを人質にとり、数カ月前に自ら命を落とした景山澪奈(上白石萌歌)の死の真相について授業を行うという衝撃の学園ミステリー。第7話では、澪奈を陥れるフェイク動画の作成を依頼したのは武智(田辺誠一)だと一颯が告発したが、武智はしらを切り続けた。

そんな中、澪奈が亡くなった日に、彼女が入った建物から出てきた男の映っていた防犯カメラの解析がネット上で進み、その男が武智であることが判明。生徒たちを特定の大学にスポーツ推薦し、実力が伴わない多くの子たちを挫折させておきながら見返りをもらって武智が「商品価値のないやつに用はないんだよ…」と言いかけたところで、一颯は武智の胸ぐらをつかみ「生徒は物じゃない! 人間だ!!」と一喝した。

さらに、「俺たちが導いてやらなきゃならない、もろくて、未完成な人間なんだよ! 3歩先しか見えてない彼らに、長いレールを敷いてやる。未来を信じて、行く先を案じて、どの道を歩めばそれが彼らにとっての最善なのかを考える。寄り添って、寄り添って一緒に答えを探す! それが、教師の務めだろう」と言ったところで、つかんでいた胸ぐらを離し、武智を壁に打ち付けた。

毎回、クライマックスには、人生経験未熟な生徒たちに説教を行う一颯だったが、その対象が今回はまさかの教師に。SNS上では「今日も柊先生の言葉、素敵でした」「心に突き刺さった名言」「全く当たり前のことを言ってるのに、それを聞く機会が限りなく無いに等しいからなのかすごくかっこよく聞こえる」といった反響が寄せられている。

次回24日放送の第8話では、ついに澪奈の死の原因となったフェイク動画の真相にたどり着いたと思う3年A組の生徒たちが、いまだに解放されない理由を一颯に問う。すると一颯は、澪奈の死の原因はこれがすべてではないと告げ、むしろこれからが「本番」であると突きつける…。