女優の山口智子が、広瀬すずがヒロインを務める2019年前期NHK連続テレビ小説『なつぞら』(4月1日スタート、毎週月~土曜8:00~)に出演することが12日、明らかになった。『純ちゃんの応援歌』以来、約30年ぶりの朝ドラ出演となる。

山口智子

山口智子

このたび、東京・新宿編の出演者が発表され、伝説の劇場・ムーランルージュ新宿座の人気ダンサーとして一世を風靡し、引退後は新宿の路地裏におでん屋「風車」を開き、女将として店を切り盛りする岸川亜矢美役に山口が決定。豪傑で明るい人柄で、多くの常連客が店を訪れる。なつの兄・咲太郎の消息を知っているらしい。

山口は「『純ちゃんの応援歌』からおよそ30年、私にとってすべての始まりであり、人生をはぐくんでくれた朝ドラに再会できたことをとても感慨深く思っています。私が演じる亜矢美は、ダンサーを引退した後おでん屋の女将をしていますが、彼女にとってはおでん屋のカウンターもステージで、人生はエンタテインメントです。毎日を笑顔で輝かせて、誇りを持って生きる人物として演じていますので、楽しみにしていてください」とコメントしている。

山口のほか、比嘉愛未、工藤阿須加、リリー・フランキー、戸田恵子、 鈴木杏樹、水谷果穂、近藤芳正の出演も発表された。

NHK連続テレビ小説100作目となる『なつぞら』は、戦争で両親を失った少女・奥原なつ(広瀬)が、北海道・十勝の大自然と開拓者精神あふれた大人たちの中でたくましく育ち、そこで育まれた想像力と開拓者精神を生かしてアニメーションの世界にチャレンジしていく姿を描くドラマ。脚本家・大森寿美男氏によるオリジナル作品となる。