Wrikeは1月31日、日本国内の会社員の働き方とストレス・生産性との関係調査の結果を発表した。調査は2018年11月29日~30日、全国18~64歳の会社員の男女1,034名(男性442名、女性592名)を対象に、インターネットで行われた。

  • 職場でストレスを感じているか(役職別)

    職場でストレスを感じているか(役職別)

調査によると、職場でストレスを感じている人の割合は62.0%(とても感じる19.1%+感じる42.8%)。役職別にみると、中間管理職層や一般社員層に比べ、経営・役員層のストレス度は低いことが明らかに。また、労働時間が長いほどストレスを感じる割合が高くなることがわかった。

  • 職場でのストレスによっておこる行動

    職場でのストレスによっておこる行動

続いて、職場のストレスがどのような行動を引き起こしているのか調査したところ、「寝られなくなった」(25.9%)、「職場で感情的になった」(25.3%)、「仕事がどうでもよくなった」(23.5%)が上位に。また、20代以下は他年代に比べて、「仕事がどうでもよくなった」「新しい仕事を探した」「予定外の休みを取った」「友人や家族に八つ当たりをした」で高い割合を示した。

  • ストレスの原因

    ストレスの原因

ストレスの原因については、1位「仕事量が多すぎる」(14.5%)、2位「コミュニケーションが足りていない」(11.4%)、3位「上司が威圧的で細かいことまで指示を出す」(9.4%)という結果に。実労働時間別にみると、実労働時間が長いほど「仕事量が多すぎる」と感じている人の割合が高く、また、経営層は他の層に比べて「コミュニケーションが足りていない」と感じる人の割合が高かった。

最後に、仕事上のストレスと生産性の関係について最もよく説明している選択肢を1つ選んでもらったところ、「多少のストレスには対処できるが、仕事のクオリティが損なわれる」(33.8%)や「ストレスによって個人的な影響はあるが、仕事への影響がない」(31.3%)に回答が集中した。