一人暮らし「続けたくない」が半数超 - メリット・デメリットは?

FJネクストは1月17日、単身入居者の「生活事情」アンケートの結果を発表した。調査は2018年11月15日～18日、首都圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)在住の平成生まれの20代単身入居者400名(男女各200名)を対象に、インターネットで行われた。

独身・一人暮らし生活のメリット、デメリット

独身・一人暮らし生活のメリット、デメリット

独身・一人暮らしの生活のメリットを聞いたところ、「時間を自由に使える」(73.5%)や「他人に干渉されない」(62.3%)に回答が集中。次いで、「自主的に物事を決められる」(20.8%)が続いた。

一方、デメリットで最も多かったのは「食生活が乱れる」で44.0%。次いで「人と話をしなくなる」(24.5%)、「特にない」(17.5%)と続いた。

独身・一人暮らしを「続けたくない」が多数派

独身・一人暮らしの生活を続けたいですか？

独身・一人暮らしの生活を楽しんでいる人の割合は、およそ9割(「大いに楽しんでいる」43.5%、「ある程度楽しんでいる」44.8%)。しかしながら、「今後も独身・一人暮らしの生活を続けたいですか?」という問いに、52.6%が「続けたくない」(「あまり続けたくない」46.3%、「すぐにでもやめたい」6.3%)と回答。男女別にみると、男性は「続けたい」(53.0%)が、女性は「続けたくない」(58.0%)の方がそれぞれ多数派となった。

「続けたい」理由については、「楽しいから」「楽だから」「自由が好き」など、「楽」(53名)や「自由」(34名)を挙げる人が多く、全体の4割強(45.7%)を占める結果に。一方、「続けたくない」派は、「結婚したい」(75名)が最も多く、これに「家庭を持ちたい」(6名)、「子どもが欲しい」(2名)、「一生独身はいや」(1名)も合わせると、「結婚」を意識している人が全体の4割(40.0%)を占めた。結婚願望を聞くと、女性88.0%、男性77.5%に結婚願望があることがわかった。