JR四国、JR西日本、京都鉄道博物館は15日、JR西日本の営業線とつながっている引込み線を活用し、京都鉄道博物館にてJR四国「瀬戸大橋アンパンマントロッコ号」の特別展示を行うと発表した。JR四国の現役車両の展示は今回が初だという。

  • 「瀬戸大橋アンパンマントロッコ号」は2両編成で運転

「瀬戸大橋アンパンマントロッコ号」は土休日や春休み・夏休みなどを中心に、岡山~高松・琴平間を瀬戸大橋線経由で運転。瀬戸大橋を渡る際の大パノラマも魅力だという。木の温もりと自然の風を感じられるトロッコ車両(キクハ32-502)、天井・シート・カーテンなど四方をアンパンマンと仲間たちでデザインした車両(キロ185-26)の2両編成で、定員は48席。外観は瀬戸内ブルーを基調としたさわやかなカラーとし、瀬戸内海の島々をイメージした風景の中にアンパンマンと仲間たちを描いた。

京都鉄道博物館での特別展示は2月2日から3月3日まで実施。2月2日10時30分頃から、本館1階「車両のしくみ / 車両工場」エリアにて「瀬戸大橋アンパンマントロッコ号」の入線シーンが公開される。なお、営業線を運転しての搬入となるため、輸送上の都合で展示を中止する場合がある。特別展示の最終日となる3月3日は「開館中に搬出予定のため、ご覧いただけない時間がございます」とのこと。

  • 外観は瀬戸内ブルーを基調に、アンパンマンと仲間たちが描かれている

なお、「瀬戸大橋アンパンマントロッコ号」の展示に合わせ、京都鉄道博物館では特別展「アンパンマン列車だいしゅうごう!」と「アンパンマン列車だいしゅうごう! スタンプラリー」を同時開催予定。詳細は改めて発表される。