ソフトバンクが、岡田准一、土屋太鳳、白石麻衣、北村匠海を起用した新TV CMシリーズ「ギガ国物語」の放映をスタートすることが11日、明らかになった。CMは12日より順次放映される。

  • 左から白石麻衣、岡田准一、土屋太鳳、北村匠海

同CMは、スマホでの動画視聴やSNS利用が一般的となり、ギガの消費が激しい現代を表した架空の国「ギガ国」を訪れた旅人が、さまざまな問題に直面する様子を描く。岡田演じるリーダーの「オカダ」、土屋演じる真面目で純粋な妹的存在の「タオ」、白石演じる常に冷静沈着でりりしい「シライシ」、北村演じる気弱で他力本願ながら愛されキャラの「タクミ」という4人の旅人と、高性能AI搭載ロボット「サトウ」が登場する。

ギガ国物語「はじまり」編では、街の中心部、「Wi-Fiエリア」へひしめく国民を見た旅人たちが驚き、オカダが。「この国は、どうが(動画)してるぜ!」「人々はギガがないと楽しめない。つまり、リア充かどうかは、ギガ充かどうかだ!」と叫ぶ。さらに地面が大きく揺れ動き、4人と1体の目の前にあるものが現れ「この国を救えるかも……」と、光明を見い出す。

ギガ国物語「Wi-Fi 難民」編では、Wi-Fi エリアを求めて走り回る学生たちの姿に、タオやタクミが「ギガー!」と叫び、オカダとシライシに「叫んでもギガは増えない!」と一喝されるという内容になっている。

CMの舞台となった「ギガ国」の世界観には、岡田も「すごいですよね、セットが。衣装なども含めて、映画関係者がうらやむようなスケール感ですね。世界の映画クラスだと思います」と絶賛。

また、「Wi-Fi エリア」撮影シーンでは、砂嵐の中をくぐり抜けてきた末にたどり着くという設定のため、分厚いコートにマントの重ね着、手にはグローブ、さらに防塵マスクに無骨なゴーグルを携行する重装備となったが、岡田は土屋と白石に「二人とも似合うよね、こういう格好が」と声を掛ける。「え?」と不思議がる土屋に、岡田が「めっちゃ戦えそうだもん!」と言うと、土屋は「いや、岡田さんの方が戦えそう」ともっともな意見。白石の衣装についている花に岡田と土屋が反応したりと、和やかな雰囲気の中での撮影がスタートした。

ギガ国物語「Wi-Fi 難民」編の終盤、「ギガー!」と叫ぶ北村の頬を、白石が「うるさい! 増えないって言ってんだろ!」と言いながら両手で掴むシーンの撮影では、監督から「もっと力強く!」の指示が出る。白石は「大丈夫ですか?」と北村を気遣い、OKが出ると「すみません! ありがとうございました」と申し訳なさそうに手を合わせる。しかし撮影後、「人の頬をつねったのっていつ以来ですか?」と尋ねられると、「けっこう(乃木坂46の)メンバーの頬をつねってるんですよ(笑)。 う~ん、久しぶりではなかったかもしれないです(笑)」と回答していた。