タレントのマツコ・デラックスが、8日に放送されたTBS系バラエティ番組『マツコの知らない世界SP』新春2時間スペシャル(20:57~)で、18年前の失恋について語った。

マツコ・デラックス

マツコ・デラックス

ゲスト出演した沖縄在住バンド・HYの仲宗根泉が失恋エピソードを告白し、マツコにも「恋愛するとどうなりますか? 泣いたり?」と質問。するとマツコは「泣きはしないけど、おぼろげな記憶をたどると比較的アグレッシブだとは思う。会いに行っちゃったりとか」と話した。

マツコは自身の恋愛について友人に話さないそうで、「結局うまくいかないだろうなと思ってるから、言っちゃってみんなが『付き合ってるんでしょ?』って言った頃に別れてたりすると恥ずかしいじゃない」と説明。失恋しても誰にも言わず、「1人でひたすら、ひたすら1人で耐えている」と語った。

さらに、「2000年から2001年にかけての大みそか、年をまたいでいるときに別れる別れないの話をして、外に出てようやくつかまったタクシーに乗って家まで帰っている途中に涙が出てきちゃったんだろうね。そうしたらタクシーの運転手さんが、どうにか優しい言葉をかけてあげなきゃいけないと思ったんだろうね。『たかだか年越えただけでこんなに大騒ぎしてバカみたいですよね』って言ってくれたわけよ」と失恋エピソードを披露。

その体験が中島みゆきの楽曲「タクシードライバー」と重なり、「もともと好きな歌だったんだけど、なおさら好きになった」というマツコだが、「18年男つくらないって異常事態でしょ」と、それ以来恋愛から遠ざかっているという。周りを見てうらやましさや寂しさを感じることはないか聞かれると「ない」と答え、「人生をあきらめてる?」と言われると、「あきらめてないですよ。恋愛がすべてではないじゃないですか。恋愛に関してはあきらめているかもしれないけど人生はあきらめてませんよ、私!」と笑いながら否定した。