歌舞伎俳優の中村勘九郎、女優の安達祐実、俳優の金子ノブアキが、あす4日に放送される東海テレビ・フジテレビ系特番『勘九郎・七之助の極め付け! 座・中村屋2』(13:45～15:00)で、同窓会トークを繰り広げる。

  • (左から)金子ノブアキ、安達祐実、中村勘九郎＝東海テレビ提供

堀越高校の同級生である3人は、都内の鳥料理専門店を訪問。3人は「アニ」(勘九郎)、「あっくん」(金子)、「祐実ちゃん」(安達)と呼び合っているそうだ。

乾杯の後、2019年の目標について、金子が「ご縁を大事に仕事を頑張ります」と話すと、安達は「私は筋肉をつける」と発言。その言葉に反応した2人に、安達が「昨年人間ドックに行って、筋力がないと先生に言われて」と明かすと、話題は互いの健康の話になる。

VTRで堀越学園の今の様子を見た3人は、全体的にきれいになった校舎や体育館に驚くばかり。ただ、食堂に入ると金子が大好きだったメニュー「ポテからセット」は健在で、「懐かしい!!」と喜ぶ。しかし、時の流れなのか、制服もカバンもおしゃれな印象に変わっていたらしく、安達は「えっ!?」とあ然。

当時はとても校則が厳しかったそうで、金子は「校門の前で一礼するのは当たり前、女子は三つ編みで、男子も髪の長さは耳を超えてはいけないなど、見た目からいろいろと厳しかったよね」と振り返り、「堀越は厳しかったよ…」と安達も勘九郎もうなずく。

そんな中、一人暮らしを始めた勘九郎の部屋にみんなで遊びに行った話や、当時女形をしていた勘九郎が母親の声真似をして学校に電話して、ずる休みに成功した話など、学業と仕事を両立していながらも青春を謳歌していた3人の高校時代の話は尽きない。

さらに途中から共通の友人、同級生の“まこちゃん”も合流し、よりプライベート感が増した3人は、お互いの家庭、子供のことなどを話していく。普段の俳優業とは違った、3人の素が垣間見えるような姿は必見だ。

収録を終え、金子は「同級生のグループラインがあるので、近況はなんとなくは分かってはいましたが、久しぶりの再会だったのでとてもうれしかったです。高校卒業してから20年が経って、久しぶりに会うと、まずは健康の話からなんて、歳を取るとはこういうことかな、年月は経ったと思いました(苦笑)。でも、みんなで家族や子どもの話をしたりとても楽しくて。同窓会をしたかったのに、なかなか機会がなかったので、こういう機会を作ってくれたアニ(勘九郎)に感謝しかないです」と感想。

安達は「たぶん2人に会うのは10年ぶりぐらいでしたが、こうして会うとすぐに打ち解けられたので、(会話の)ノリみたいなものは昔と全然変わっていないのがとてもうれしかったです。同級生が番組で集まって話をするという機会はあまりないと思いますし、こういう機会で2人に会えたのもとても新鮮でした。私自身、こんな素の姿は(テレビで)あまり見せたことがないかもしれないです。会えてうれしかった、とても楽しかったです」と話した。

そして、勘九郎は「やはり同級生の友達はかけがえがないですし、こういう関係性は一生続くと思います。将来、それぞれの子供たちが大きくなって一緒に食事をする仲になって、その姿を見ながら我々も横で(お酒を)飲んでいたりなど、これからもいい関係を続けたいです。お正月に皆さんでのんびり観ていただきたいです。そしてこの放送をご覧になった後、ちょっと同級生に会いたくなった、電話してみようかなと思っていただけるのであればうれしいですね」とコメントを寄せている。