『ゴゴスマ』石井亮次アナ、山里亮太は「言葉のプロ」 念願タッグに感激

お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太(41)とCBCテレビの石井亮次アナウンサー(41)が、4日に放送される同局のバラエティ番組『あなたの思い出 ジオラマにしませんか?』(24:40～)で共演。これまでも共演経験のある2人だが、がっつりタッグを組むのは今回が初めて。山里を尊敬する石井アナの希望もあって実現したという。

CBC・TBS系情報番組『ゴゴスマ～GOGO!Smile!～』(毎週月曜～金曜13:55～)のMCとして活躍中で、さわやかな見た目と軽妙なトークで人気の石井アナに収録後にインタビュー。念願かなっての山里とのタッグについて話を聞いた。

• 南海キャンディーズの山里亮太(左)とCBCテレビの石井亮次アナウンサー

■収録でも飲みの場でも! 山ちゃんはすごい

――山里さんとは念願の初タッグだったそうですね。

同い年なんですけど、CBCのネタ番組『イエヤス』(2004～2006年 ※『イエヤスMAX』含む)で初めて一緒になって、収録後に山里さん、博多華丸・大吉さん、スタッフとご飯に行ったときに、華大さんはもちろんなんですが同い年なのに山ちゃんのトークがすごかったんです。そのときからすごい人やなと思って、またご一緒したいと思っていました。2018年にヒロミさん＆山里さんMCの『東大王』に出演させてもらったときも収録後に飲みに行き、収録の場でも飲み会の場でも改めてすごいなと。言葉のプロですね。

――収録を終えて、山里さんとのタッグはいかがでしたか?

やはり返しがすごいですし、何でも拾ってくれるんです。「あれ、僕面白いんかな?」と思ってしまうサービスツッコミが…そりゃ引く手あまたになりますよ。あっという間に心をつかまれました! 本当に楽しかったです。

――大絶賛ですね!

言葉選びや反射神経が本当にすごいんです。的確にツッコミを入れ、ボキャブラリーも豊富で、誰も悪い気がしないトーク。そして、黙るときは黙るという押し引きの加減も素晴らしい。とにかくラジオをやっているような感じなんですよね。今日の収録もラジオみたいにできたらいいなと思っていたのですが、2人でしゃべる時間が多くて楽しかったです。

――山里さんのトークを参考にされることもあるんですか?

全部ですよ! これがっていうより、山ちゃんのラジオを聞いたりテレビを見たりして、勝手に染み込んでいると思います。今日は近くにいられて贅沢な時間でした。

■ジオラマにしてほしい亡き父との思い出

――『あなたの思い出 ジオラマにしませんか?』は、今はなき風景や思い出をジオラマでよみがえらせるという番組。今回は山里さんが芸人になる原点となった、大学時代に住んでいた寮の部屋などがジオラマで再現されましたが、いかがでしたか?

この番組は3回目ですが、僕は今回初めて出演しました。すごく面白いなと思っていたので携われてうれしかったです。そして、新兵器・VRでジオラマの世界に没入することもできて、本当にタイムスリップできるシステムになったのはすごかったですね。

――石井アナはジオラマにしてほしい思い出はありますか?

2015年に父親が亡くなったんですが、亡くなる1時間前の病室とかをジオラマにしてほしいですね。そのとき、「父ちゃんありがとう」って言ったら、ほとんど意識なかったんですけど「まだ早い」って言ったんです。このやりとり面白いなと思って(笑)。あと、自分の人生のいろんな局面を…受験で2つ落ちて3つ目でようやく受かったときの合格発表会場とか、妻との初めてのデートとか、思い出の一枚一枚なんでも切り取れますね。でも一番は、親父を生き返らせてほしいです。亡くなる直前のジオラマ、これいいんじゃないですか! 商売になるんじゃないですか!?(笑)

――確かに、希望する人はたくさんいそうですね!

いると思いますよ! 制作に2カ月かかるとジオラマ師さんがおっしゃっていたので、そんなに数は作れなそうですが、サイズが小さかったら短期間で作れるかもしれません!

石井亮次アナ写真＝撮影：蔦野裕　2ショット写真＝CBCテレビ提供