旅行や帰省などには「お土産」という存在がつきものだ。大型連休明けには、職場でお土産を渡し合う光景も多く見られることだろう。しかし、もらって嬉しいお土産もあれば、思わず困ってしまうようなお土産があるのも事実。そこで今回は、マイナビニュース会員506名にアンケートを実施し、過去にもらったことがある「いらないお土産」について聞いてみた。

  • あなたのお土産、「いらない」と思われているかも!?

    あなたのお土産、「いらない」と思われているかも!?

Q1. これまでに「正直いらない」と思うお土産をもらったことはありますか?

  • これまでに「正直いらない」と思うお土産をもらったことはありますか?

    これまでに「正直いらない」と思うお土産をもらったことはありますか?

「はい」(78.1%)
「いいえ」(21.9%)

Q2. Q1で「はい」と答えた方にお伺いします。そのお土産はなんですか? また、いらないと感じた理由を教えてください。(自由回答)

■食べ物類

・「お酒が飲めないのに焼酎をもらった」(25歳女性/その他)
・「一度溶けて固まった感がある海外土産のチョコレート。溶ける可能性があるものは土産に向いてないと思う」(38歳女性/不動産/事務・企画・経営関連)
・「海外のお菓子全般。甘すぎるし、手が汚れるものも多いので」(24歳女性/その他)
・「パロディ系の名前が付けられたお菓子。全然おもしろくない」(45歳男性/サービス/事務・企画・経営関連)

■現地っぽさが漂う小物類

・「現地感の強すぎるキーホルダーをもらったが、その土地に思い入れがあるわけでもないし、使うタイミングもよくわからなかった」(29歳男性/リース・レンタル/営業関連)
・「ご当地限定のストラップ。ダサい。そもそもストラップを使用していない」(45歳男性/建設・土木/技能工・運輸・設備関連)

■置物・インテリア類

・「木彫りのクマ。センスが感じられない。しかし、捨てるに捨てられない」(50歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「トーテムポール。自室のインテリアに合わない」(36歳男性/その他)
・「手作りのシーサー。微妙な仕上がりだった」(45歳女性/物流・倉庫/事務・企画・経営関連)
・「謎のペナント。部屋に飾るのは抵抗があるが、お土産をくれた友人が遊びに来たときには飾っておかないとまずいかと思い、友人が部屋にいる間だけ飾った」(65歳女性/その他)

■その他

・「サイズなど自分なりの好みがあるので、お箸をもらったときは困った」(71歳男性/その他)
・「海外のよくわからないブランドのコスメ。文字も読めないから使い方がわからない」(31歳女性/建設・土木/事務・企画・経営関連)
・「お守り。そういうものは自分で買うべきだと思うし、かといって捨てるのはバチが当たりそうだから処分に困った」(33歳女性/サービス/事務・企画・経営関連)
・「鳥取砂丘の砂。なすすべがない」(45歳女性/その他)

■総評

調査の結果、「正直いらない」と思うお土産をもらったことがあるという人は全体の78.1%にものぼった。具体的にその中身を見てみると、何を「いらない」と感じるかは人によって実にさまざまであることもわかる。

「食べ物以外はいらない」というような意見もあれば、一方では「みんなが甘いものを好きだと思ったら大間違い」「仕事中にスナック菓子を食べられると音が気になるので控えてほしい」という声も。中には「自分がお土産を買う際に支払った金額と、周りからもらうお土産で得られる喜びが釣り合っていない。そもそもお土産という文化が必要ないと思う」といった嘆きも届けられた。

確実に万人受けするようなお土産はなかなか見つからないだろうが、特に職場などにおいて、不特定多数を相手にお土産を購入する際は注意が必要だということも改めて感じられる結果に。半ば義務感でお土産を購入するという人も少なくないかもしれないが、良かれと思って購入してきたもので周囲からの評価を下げるようなことがないよう、次にお土産を購入する機会に出くわした際には今回の結果も参考にしてみてほしい。

調査時期: 2018年12月17~20日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 506名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません