歌手の氷川きよしが29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第69回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 31日19:15~23:45)のリハーサルに参加し、報道陣の取材に応じた。

  • DJ KOO(左)とDJ KOO

今年は「勝負の花道~世界に響く和太鼓SP~」と題し、巨大サイズを含むたくさんの和太鼓とコラボレーション。叩く男性たちは皆、腹筋・背筋をあらわにした衣装で、氷川は「すごい肉体美でビックリしちゃって、『イヤッ』って言いましたよ。すっごいきれいなんです、体が」と、ホレボレしていた。

1年を振り返り、「今までの中で一番良い年でしたね」という氷川。「自分を発見できたんです。去年アニソンをやってから、可能性がたくさんひらけるんだと思って、やっぱり1つの殻にこもらないで、挑戦していろんな自分を表現していけたらいいなと思いますね」と、今後への意欲も語った。

そして、来年は20周年。「本当に皆さんがいろいろ記事にしてくださって、ゴシップでも何でも書いてくださって(笑)。皆さんが氷川きよしと意識してくださるということ自体が、本当に幸せだなって、気にかけてくれていると思ってありがたいですね。何でも感謝していかないといけないなって思います」と、囲んだ報道陣たちに呼びかけていた。

今年のテーマは「夢を歌おう」。2016年の第67回から2019年の第70回までの4年間、同じテーマで、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けて“歌の力”で夢を応援していく。総合司会はウッチャンナンチャンの内村光良と同局の桑子真帆アナウンサーが2年連続で務め、紅組司会は広瀬すず、白組司会は嵐の櫻井翔。昨年は白組が勝利し、通算成績は紅組31勝、白組37勝となっている。

撮影:宮川朋久