SBテレ東は30日、『小谷真生子経済ルポスペシャル トヨタ100年の死闘』(19:00~20:54)を放送する。

  • 小谷真生子

同番組では、小谷真生子キャスターが、トヨタ自動車の知られざる物語を追っていく。年間売上高30兆円に迫り、2兆円を超す利益を稼ぎながら「『勝つか負けるか』ではなく『生きるか死ぬか』の闘いが始まっている」と繰り返すトヨタ自動車・豊田章男社長の危機感の裏には一体何があるのか。

自動運転技術の開発競争、AI(人工知能)の実用化、そして車の電動化と、大変革期にある自動車業界のさ中にいるトヨタ自動車の現場を徹底的に取材。富士山の裾野にある最先端バッテリー開発の現場、そしてデトロイト、シリコンバレーへ。トヨタの開発の今、クルマの未来を描いていく。小谷キャスターによる豊田社長、ソフトバンク孫正義会長兼社長への独占インタビューや、 ライバルだったトヨタ、マツダ、スズキの研究者が集まる(秘)現場などへ迫っていく。

小谷真生子キャスター コメント

「生きるか死ぬかの闘い」「まさに100年に一度の変革期」。トヨタ自動車という従業員37万人の巨大企業のトップ、豊田章男社長が繰り返し口にする危機感が、どこまで現場に浸透しているのか。そうした問題意識を持つ私たちは、これまでヴェールに包まれていた国内外のリアルな現場に初めてテレビカメラを入れることを許されました。
トヨタの「本気の現場」への取材は刺激的で、自動車の電動化、移動手段をサービスとして提供するMaaS(マース)の地球規模での広がりという変化に挑む、底力を感じることができました。特番では、トヨタが内に秘める「本気」を伝えるとともに、まだ全貌が見えないモビリティー社会の可能性についてお伝えしたいと思っております。どうぞご期待ください。

武田仁プロデューサー コメント

今回は2年前に放送したトヨタ自動車の特番「小谷真生子経済ルポスペシャル トヨタの人づくり」に続く第二弾です。今回は「100年の死闘」と題し、トヨタの「生きるか死ぬかの闘い」を追いました。
自動車産業はどこに向かうのでしょうか。電動化が進み、自動運転車の開発競争で、グーグルやアマゾンもライバルになり、手ごわいですが日本勢にとっては「決して負けられない闘い」です。取材陣の合言葉はいつしか「トヨタの本気を見せてくれ」に。テレビカメラが入ったことがない数々の現場映像からは車の未来が見えてきます。