東京急行電鉄は27日、年末年始の列車運転について発表した。東横線では年末夜間の輸送力を強化し、大みそか深夜から元日早朝にかけて終夜運転も実施。横浜高速鉄道も、みなとみらい線で大みそか深夜から元日早朝にかけて終夜運転を行うと発表している。

  • 東急東横線・みなとみらい線で12月31日深夜から1月1日早朝にかけて終夜運転が行われる

東急東横線では年末の夜間時間帯における混雑緩和・利便性向上を目的に、12月7・14・21日の24時台に臨時列車として下り各駅停車1本を設定。金曜日深夜の輸送力増強を図る。臨時列車は8両編成で、渋谷駅4番線ホームを24時17分に発車。東横線の各駅に停車し、菊名駅に24時48分に到着する。

年末年始は12月29日から1月3日まで、東急線全線(東横線、田園都市線、目黒線、大井町線、池上線、東急多摩川線、世田谷線、こどもの国線)において土休日ダイヤで運転。東急電鉄における大みそか深夜から元日早朝にかけての終夜運転は東横線のみ実施され、約10～30分間隔で列車を運転し、東京メトロ副都心線と直通運転も行う。みなとみらい線も約10～30分間隔で終夜運転を実施。東急東横線・東京メトロ副都心線と直通運転を行うほか、一部列車は横浜～元町・中華街間での運転になるという。

  • 12月31日深夜から1月1日にかけての東急線各線の運転予定

東急電鉄の他の路線では、田園都市線において大みそか深夜から元日早朝にかけて終電繰下げ・初電繰上げを実施し、東京メトロ半蔵門線と直通運転も行うが、2時30分頃から4時頃にかけて列車が運転されない時間帯がある。東横線・田園都市線以外は運転時間の延長なども行わず、終電・初電ともに通常の土休日ダイヤ通りの運転となる。