女優の戸田恵子が、きょう27日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『僕らは奇跡でできている』(毎週火曜21:00~)の第8話の見どころを語った。

  • 戸田恵子(左)と高橋一生=カンテレ提供

高橋一生演じる生き物のフシギに目がない変わり者の大学講師・相河一輝の日常を描く同ドラマ。戸田は、一輝の家で20年以上住み込みの家政婦として過ごす山田を演じている。

前回の第7話の最後で、一輝と歯科医師の育実(榮倉奈々)との結婚を妄想する山田に対し、一輝は「山田さんは、結婚式でどの席に座るんですか?」「僕は山田さんから生まれたんですよね」と問いかけていたが、第8話では、山田と一輝の関係が明らかに。20年以上にわたって家政婦として過ごしてきた山田が、自身の過去を打ち明け、一輝の両親、そして一輝に寄り添ってきた祖父・義高(田中泯)についても語る。

このシーンの撮影について、戸田は「山田さんと一輝の関係はあまりないシチュエーションなので、最初は想像がつきませんでした。ただまっすぐな気持ちで『その時のことを話そうという時期が来たんだな』という風に思って、演じました」と回想。「山田さんにとって、一輝に告白した時はすごく精いっぱいの時間だったと思います。たかだか何分かの時間ですが、山田さんにとって、長い人生を生きてきた中で、ものすごく色濃い時間で、めちゃくちゃ頑張って話した時間だと思います」と思いやった。

また、第8話の見どころについて、「『どんな呼ばれ方をしていても、どんな存在であろうとも、その人がそこに居るっていうことが、一番大事なんだ』ということを、この第8話で一輝が分からせてくれると思います」と予告。これまで何度も描かれてきた“一輝のタコ嫌い”の理由も明らかになる。